マクラーレン、カンナム50周年を記念する限定モデル「650S Can-Am」を発表
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マクラーレンは、初期の黄金時代といえるCan-Am(カンナム)レーシングにおける歴史に敬意を表した「650Sスパイダー」の限定モデルを発表した。

同社のオーダーメイドプログラム、「マクラーレン・スペシャル・オペレーション(MSO)」によって製作された「650S Can-Am」は、2016年にカナディアン-アメリカン・チャレンジカップ(通称カンナム)が50周年を迎えることを記念したモデル。過去のカラーリングを思い出させるレッド、オレンジ、ブラックという3つのボディ・カラーが用意され、当時の精神を再現している。ボンネットやフロントウイング、リトラクタブルハードトップ、トノカーバー、エアブレーキにはカーボンファイバーが使われており、威嚇するようなサウンドを奏でるステンレススチール製クアッドエキゾーストシステムを装備。インテリアにはアルカンターラとレザーが張られたスポーツシートを備え、各部にカーボンファイバーのアクセントと、運転席側のドアには特製プラークが付けられている。鍛造合金製ホイールのデザインもまた60年代のレースを思い出させるが、仕上げはモダンなグロスブラック塗装で、チタン製のボルトで固定されている。

エンジンは標準モデルの650Sと同じ、最高出力650psを発生する3.8リッターV8ツインターボを搭載。世界でわずか50台しか販売されないこのクルマは、本国イギリスでは25万5,850ポンド(約4,670万円)という価格が付けられている。納車は来春に開始される予定だ。



カンナムは1966年にケベックのモントランブランで始まり、マクラーレンは1967年から1971年まで5年連続でタイトルを獲得した。プレスリリースには「カンナムはマクラーレンの歴史でも大きな部分を占めている。MSOが手掛けたこの最新モデルは、60~70年代の輝かしい実績を残したクルマとレーサーたちに敬意を表したもの」というMSOプログラム·ディレクターのポール・マッケンジー氏の言葉が紹介されている。


By Greg Migliore
翻訳:日本映像翻訳アカデミー