新型「フォードGT」は、量産カーボンファイバー製ホイールを採用?
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フォードのラインアップの中で、オーストラリアのCarbon Revolution社が開発した量産カーボンファイバー製ホイールを履くのは、「シェルビー GT350R マスタング」だけではないらしい。オーストラリアの自動車メディア『Carsguide.com.au』によると、新型「フォードGT」もこの軽量ホイールを装着することになるようだ。どちらのホイールもオーストラリアのビクトリア州ジーロングに新設されたCarbon Revolution社の工場で製造されるという。

フォード社広報のポール・セレディンスキー氏は、Autoblog 米国版の問い合わせに対し、間もなく発売される新型GTにカーボンファイバー製ホイールを装着するかどうかは、公式には未定であるとしながらも「検討している最中だ」とコメント。また、もし採用することになれば、標準装備ではなくオプションの1つになるだろうとも示唆した。

GT350Rに装着されるCarbon Revolution社製ホイールは1本わずか約8.2kgで、通常のアルミニウム製ホイールより6.8kgほど軽い。これによってバネ下重量と慣性モーメントは大幅に軽減されることになる。既にフォードは衝撃試験を行っており、摂氏900度以上の高温に対する耐久性も試験済みだ。フォードのパフォーマンス部門代表であるジュマル・ハミディ氏は、「多くの人は(カーボンファイバー製ホイールは)道路の穴にはまったら粉々になってしまうと考えるだろうが、このホイールはアルミ合金製ホイールよりも丈夫だ」と『Carsguide.com.au』に語っている。

同メディアによれば、Carbon Revolution社は従業員数100名ほどの小さな規模でありながら、今後2年以内に年間5万本のホイールを生産できるようになることを目指しているという。年産250台のフォードGTには十分すぎるほどの数だ。この米国製新型スーパーカーは、2016年のはじめに受注が開始される予定となっている。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー