【レポート】ドナルド・トランプのランボルギーニ「ディアブロ」が売り出し中!
米国の実業家、ドナルド・トランプ氏が全盛期だった頃、ランボルギーニ「ディアブロ」くらい派手で、突飛で、"最強"なクルマは他に存在しなかった。そしてトランプ氏は写真の1997年型ランボルギーニ「ディアブロ VTロードスター」を所有していた。このクルマが現在売りに出されている。

ディアブロ VTロードスターは、1999年にフェイスリフトされるまで、およそ200台が生産された。名前に「VT」とある通り、ビスカス・トラクション(ビスカス・カップリング式)の4輪駆動システムを搭載しており、このシステムは「ディアブロ VT」で初めて採用された。カーボンファイバー製のルーフパネルは取り外し可能で、開けた時はエンジンカバーの上に装着しておく仕組みだ。まさに不動産王であるトランプ氏にお似合いのクルマと言えるだろう。

ここで心に留めておきたいのが、ディアブロが開発されていた当時、ランボルギーニクライスラー傘下だったということだ(クライスラーは、今では別のイタリアの自動車会社と一緒になっているが)。ディアブロは、クライスラーがインドネシアの企業にランボルギーニを売却する前に製造されたクルマだ(その後、フォルクスワーゲン・グループのアウディに買収されている)。また当時、ランボルギーニは米国のスーパーカーメーカー、ベクター・モーターズと協力関係にあったため、イタリア製スーパーカーとしては最もアメリカンな1台ともいえる。

トランプ氏がかつて所有していたこのディアブロは、ル・マン・ブルーにカラーリングされており、新車同様の状態だ。現在もトランプと書かれたステッカーが貼られており、トランプ氏の所有だったことを十分に物語っているように見える。なお、以前の登録地はフロリダ州パームビーチとなっている。売り主はニューヨーク在住のマイケル・ディグニス氏で、自動車関連サイト『The Drive』経由で売りに出されており、売却希望価格は29万9000ドル(約3,600万円)。ずいぶん高額だが、セレブ所有の付加価値があると考えればどうだろう。特に、もしトランプ氏が共和党候補の中から選ばれ、来年の大統領選でも勝てば、このクルマも投機的価値があるといえるかもしれない。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー