デルタウイング、実車のコンセプト・モデルを初公開!
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デルタウイング・テクノロジー・グループは、社名と同じ名前を持つ「デルタウイング」のGTクラス用レースカーと将来的に市販化を目指す2シーターのロードカーの開発を進めているが、その両方の試作車を10月1日、プチ・ル・マンが開催されたロード・アトランタでお披露目した。これが実車として初の公開となったが、同社は今年3月に、クルマの内部構造を透視したいくつかのレンダリング画像を公開している。

パノス デルタウイングGT」と名付けられたこのブルーの車両は、初期に考案されていた4人乗りモデルの見た目を引き継いだ、2人乗りロードカーのコンセプトモデルであるという。以前のレンダリング画像に比べると、フロント・エンドはさらにシャープになり、サイドポッドはデザインが一新されている。あまり美しくないという声もあるかと思うが、少なくとも以前ご紹介した特許画像よりはずっと良くなっている。同社によれば、ボディ形状を見直したことにより、空気抵抗係数(Cd値)は0.26を実現したという。この鋭いボディの下には未だパワートレインは搭載されておらず、「現在または将来のどんな横置きパワートレインも搭載可能」としている。一般的なデザインのクルマに比べて、「特筆すべき低燃費を実現する」そうだ。また、「完全な電気自動車やハイブリッド、あるいは現在主流の小排気量ガソリン、ディーゼル、天然ガスを燃料とするエンジンにも対応できる」という。つまり、パワートレインについてはパートナーとなる会社任せにしようということか。

もう1台のレース用シャシーのコンセプトを見ると、公道仕様バージョンのボディの下について少しながらヒントが得られるかもしれない。ステアリングやサスペンションなどのパーツは、現行のレースカー「DWC13」の開発で培った技術が反映されているとのことだ。今のところ、レース参戦の公式な計画はないが、年末までにGTクラス出場を想定したレースカーとしてテスト走行を開始する予定だ。同社はこのレースカーについて、最高出力は350hpから400hp、車輌重量は1,800ポンド(約816kg)から2,000ポンド(約907kg)を目指して開発を行っているという。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー