新型マツダ「グローバルMX-5カップ」レースカーの価格は約630万円
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2016年にマツダが世界各地で開催するワンメイクレース「グローバル MX-5カップ」 は、一般的な人々が参戦(を考えることが)できる数少ない国際レースの1つだ。このレース用マシンとして仕立てられたマツダ「MX-5ミアータ(日本名マツダ・ロードスター)」は、現在マツダ・モータースポーツの公式サイトから北米のユーザー向けに注文を受け付けており、価格は価格は53,000ドル(約635万円)。納車は今年末に開始となる。1台目のレースカーはすでに米カリフォルニア州モントレーのマツダレースウェイ・ラグナセカペースカーとしてサーキットを走行済みだ。

このレースは北米、ヨーロッパ、そしてアジアで開催が予定されており、カップカーと呼ばれる競技車両は、参加者の資金より運転技術を重視するため、全て同一の仕様となっている。まだ全ての競技用装備が公開されているわけではないが、装着されたロールケージと、ドアの内張やカーペットなどインテリアのパーツが取り外されていることは見て分かる。ボンネットの下には北米仕様の公道用モデルと同様の2.0リッター直列4気筒「SKYACTIV-G」 エンジンが搭載されていることも分かっている。

なお、このグローバル MX-5カップは、アマチュアが楽しむ趣味のレースというわけではなく、マツダによれば「エントリー・レベルのプロフェッショナル・レース・シリーズ」であるという。シリーズ・チャンピオンには20万ドル(約2,400万円)の奨学金が支給され、その翌年に行われるさらにハイレベルなレース・シリーズに、マツダのドライバーとして参戦することができる。また、シーズンの最後には各地域のトップ・ドライバーたちをラグナセカに集め、グローバル・チャンピオンを決定するファイナルイベントが開催される。その勝者は「IMSA ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ」に参戦しているマツダのSKYACTIV プロトタイプ・レースカーを1日テスト・ドライブすることができるという。

マツダはシリーズ参戦を考えている人に向けて優先的に販売する考えで、このカップカーの購入者は将来的に「スポーツカー・クラブ・オブ・アメリカ(SCCA)」や「ナショナル・オート・スポーツ・アソシエーション(NASA)」などのレースにも出場する資格が得られるようになるという。興味のある方はマツダ・モータースポーツの公式サイトをご覧いただきたい。






By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー