フォーミュラEのファンブーストがレース中にも投票可能に!
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バスケットボールや野球と違って、モータースポーツでは競技中にファンの声援が選手を後押しすることはこれまでなかった。しかし、その状況が変わるかもしれない。

電気自動車によるレース、フォーミュラEの2年目のシーズンが10月に開幕するが、「ファンブースト」と呼ばれるファン投票システムが、今季から新たな方式に変更されることになった。ファンブーストとは、ファンからより多くの票を獲得したドライバーがレース中に追加のパワーを得られるというもの。開催初年度となった昨シーズンでは、投票はレース開始前に締め切られていたが、今シーズンから各レースの開始後6分までの間にも、ソーシャルメディアを通して好きなドライバーに投票できるようになるのだ。投票の結果、最も多く票を獲得した3チームが、100キロジュールの追加パワーをレース中に使うことができる。フォーミュラEによれば、米テレスコープ社との協力により、インタラクティブなこの新方式が実現できたという。10月24日に北京で行われる開幕戦から新しいファンブーストがスタートする。

フォーミュラEにより高い関心を持ってもらおうと、ファンブーストの変更以外にも、主催者側は2年目のシーズンに向けた取り組みを進めている。9月初めには、パワーユニットの最大出力制限を、昨シーズンの150kWから170kWに引き上げることが既に発表されている。また、伝説のドライバーとして知られるジル・ヴィルヌーヴの息子であり、F1やCARTシリーズでチャンピオンに輝いたこともあるジャック・ヴィルヌーヴの参戦や、フォーミュラE初のフルタイム女性ドライバーとなる、スイス出身のシモーナ・デ・シルベストロの参戦が報道されるなど、今季の開幕を前に様々なニュースで賑わっている。

新しいファンブーストの詳細については、プレスリリース(英語)をどうぞ。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー