ベントレー、2017年に「グランド コンバーチブル」を発売 「スピード 6」は検討中
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米自動車情報誌『Automobile』が、近い将来におけるベントレーのラインアップをまとめている。楽しみなニュースもある一方で、おそらくベントレー一筋のファンには納得できないものもありそうだ。

ベントレーの販売店では、昨年11月にLAオートショーで発表された「グランド コンバーチブル」のオーダーを現在受け付け中だという。超高級セダン「ミュルザンヌ」のコンバーチブルとなる同車は、2016年後半に市販モデルが発表され、2017年初めには発売される見込みだ。同社のヴォルフガング・デュルハイマーCEOは、「ミュルザンヌはさらに複数の派生モデルが展開される」と語っており、コンバーチブルはすでに市販化予定なので、おそらくその次に現代版「ブルックランズ」のようなクーペが作られるということだろう。また、ロングホイールベースのミュルザンヌも開発中のようだ。

このグランド コンバーチブルは、来年のジュネーブ・モーターショーで発表予定となっている改良型ミュルザンヌのスタイリングを受け継ぐことになる。『Automobile』によると、新しいミュルザンヌのフロントはスクエアに近づき、グリルはさらに直立化するというが、どんな外観になるのかは想像しがたい。また、この垂直やスクエアを強調するために、バンパーには「3つのレンガ形エアインテーク」が装備されるという。ヘッドライトも新型に替わるようだ。

それに続くのが、「コンチネンタルGT」、「コンチネンタルGTC」、そして「フライングスパー」を含めた次世代「コンチネンタル」である。3モデルとも、ポルシェの新型「パナメーラ」と共有するMSBプラットフォームを採用し、2017年から2年の間に投入されるとみられる。エンジンはこれまで通り4.0リッターV8と6.0リッターW12が用意されるが、デザインに関しては「革新的で大胆なもの」になるとのこと。それこそ、ベントレーが2代目コンチネンタルでは成し得なかった飛躍をもたらす変化となるはずだ。

ところで、今年3月のジュネーブ・モーターショーで発表された2人乗りスポーツカーのコンセプト「EXP 10 スピード 6」は今後どうなるのだろうか? デュルハイマー氏によると、顧客の反応は「聞くまでもなく、市販化して欲しい」というものだったそうだ。我々がこの夏の最後につかんだニュースによると、ベントレーはラインアップ拡大のため、次に導入する新型車として、小型SUVかスピード 6を検討しているということだ。どちらが先に実現するかは定かではないが、同氏は「EXP 10 スピード 6で良い解決策が得られると確信している」と述べており、今から1年後にはフォルクスワーゲン・グループの役員会に投資対効果検討書が提出されるという。『Automobile』によれば、スピード 6は、2019年後半に最高出力600hpを発揮するツインターボV8エンジン搭載モデルが発売される計画で、2020年にはコンバーチブルも設定されるらしい。小型SUVはいまだ検討段階だが、アウディ「Q5」のプラットフォームを再設計したものを採用するエントリーレベル・モデルが想定されているという。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー