ルノーがロータスF1チーム買収の基本合意を正式に発表!
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ルノーレッドブルの関係は解消されそうだが、この仏自動車メーカーはF1から完全に手を引くわけではなさそうだ。それどころか、単なるエンジン・サプライヤーであることをやめ、再びチームを所有してフルコンストラクターになるために、ロータスF1を買収することが正式に明らかとなったのだ。

以前から予想されていたとおり、ルノーは、現オーナーで投資会社のジェニイ・キャピタルの関連会社、「Gravity Motorsports S.a.r.l」.と、現在はロータスF1チームとして知られる同チームを買収する可能性についての基本合意書にサインしたことを正式に発表した。ルノーは、2009年に同チームをジェニイ・キャピタルに売却するまで、チームを所有していた。今回の動きでエンストーンを拠点とするチームは、再びルノーの支配下に入り、うまくいけばジェニイ・キャピタルからよりも多くの資金を得られることになる。ルノーは、最近同チームが破産を回避するため巨額の税金滞納額を肩代わりし、チームを救済した。

かつて存在したケータハムの間で激しい名称の権利争いが行われたこともあるロータスという名前は、今回の買収で再びF1から消えることになる。そして、メルセデスフェラーリが自身のチームを所有し、他チームにエンジンを供給するのと同じように、エンストーンを拠点とする同チームはルノーのワークス・チームとなる。

様々な所有者の時代を経て、このチームは勝つために能力のあるドライバーと資金が必要だということを示してきた。問題は、ルノーがライバルに対抗できるだけの速さのあるエンジンを用意できるかどうかだ。ひょっとしたら、ダイムラーとルノー・日産アライアンスの協力関係により、F1でも両社の協力体制が見られるかもしれない。今のロータスがメルセデス製エンジンを搭載しているように、将来ルノーがメルセデスのエンジンを搭載して走ることも考えられる。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー