スズキ、第44回東京モーターショー 2015の出展予定車を発表
スズキは、10月29日に開幕する第44回東京モーターショー 2015の出展予定車の中から、注目を集めそうな5台の参考出品車について、概要と画像を公開した。

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軽自動車の「MIGHTY DECK(マイティデッキ)」は、様々な使い方に合わせて可動するオープンデッキ(荷台)とキャンバストップを備える2+2シーターのコンセプトカー。スズキによれば「あらゆる人の遊び心を掻き立てる新コンセプト軽自動車の提案」ということだが、車名を見ても、1980年代に"スズキのマー坊"という愛称で知られた「マイティボーイ」の再来を思わせる。



全長3,395mm × 全幅1,475mm × 全高1,540mmというサイズは「アルト」より車高が40mmほど高い。658cc直列3気筒ターボと電気モーターによるアシスト機構「S-エネチャージ」を搭載し、5速AGS(オートギアシフト)を介して前輪を駆動する。

インテリアはウッドパネルと金属調パーツを組み合わせ、ダッシュボードと呼ぶにはあまりに細いフロント・ウィンドウ下部に、デジタルで速度をはじめとする情報が浮き上がる。

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「Air Triser(エアトライサー)」は、新しい価値を持つコンパクトな3列シートのミニバンを提案するコンセプトカー。最大の特長は多彩なシートアレンジが可能なことで、駐車時にはシートバックを倒してコの字型にも配置できる。



全長4,200mm × 全幅1,695mm × 全高1,815mmという5ナンバー・サイズの車体に、1,372cc直列4気筒「デュアルジェット」エンジンと、ハイブリッド・システムを搭載。5速AGSトランスミッションと「ALLGRIP」と呼ばれる4輪駆動システムが組み合わされる。


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コンパクトクロスオーバー「IGNIS(イグニス)」は、3月のジュネーブ・モーターショーで発表された「iM-4」の要するに市販モデル。今回も「参考出品車」となっているが、スズキの方に尋ねたところ、どうやら市販予定車であるらしい。



全長3,700mm × 全幅1,660mm × 全高1,595mmというサイズは、現行型「スイフト」より150mm短く、35mm幅が狭く、95mm車高が高い。パワートレインは「ソリオ」と(おそらく)共通で、1,242cc直列4気筒デュアルジェット・エンジンと「マイルドハイブリッド」を搭載する。トランスミッションも同じくCVTのみ。前輪駆動と4輪駆動が用意される。

「イグニス」とは初代スイフトが海外で販売されていたときの車名であるから、これがスイフトの後継になるのかとスズキの方に尋ねたところ、この新型イグニスはクロスオーバーということで現行型スイフトとはコンセプトが異なるとのこと。少なくとも、スイフトがこれと入れ替わるというわけではないそうだ。



そのイグニスに、大径タイヤやアーチモール、スプラッシュガード、ルーフレールなどを装備したモデルが「IGNIS - Trail concept(イグニス トレイルコンセプト)」。こちらはコンセプトモデルということだが、モーターショーの評判次第によっては市販モデルのバリエーションとして追加も有り得るかもしれない。


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すでに今年のフランクフルト・モーターショーで公開されている「Baleno(バレーノ)は、いわゆるBセグメントの5ドア・ハッチバック。欧州では2016年春に発売が予定されているが、東京モーターショーにも出展されるということは日本でも販売が期待できる。



車体サイズは全長3,995mm × 全幅1,745mm × 全高1,470mm。1.0リッター直列3気筒直噴ターボ「ブースタージェット」エンジンと、1.2リッター直列4気筒デュアルジェット・エンジンが用意され、新開発の6速ATとの組み合わせで前輪を駆動する。スズキ自慢の軽量プラットフォームで車両重量がどのくらいになるのか、ちょっと楽しみ。


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東京モーターショーでは10月15日に発表予定の新型「エスクード」も出展される。全長4,175mm × 全幅1,775mm × 全高1,610mmというサイズは現行モデルより125mm短く、35mm幅が狭く、85mm低い。車両重量は1,210kgと、先代より400kgも軽くなった。



小型軽量化されたボディに搭載されるエンジンは、「スイフトスポーツ」でお馴染みの「M16A」型1.6リッター直列4気筒。ただし最高出力86kW(117ps)/6,000rpm、最大トルク151Nm(15.4kgm)/4,400rpmと、クルマの性格に合わせてチューニングされている。トランスミッションは新開発の6速AT。4モード走行切替機能を持つも電子制御4輪駆動システム「ALLGRIP」を採用する。



この新型エスクードは「SX4 S-CROSS」と同様に、ハンガリーの子会社マジャールスズキで生産され、日本に輸入されることになる。


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二輪車では、人気の軽自動車「ハスラー」のコンセプトを原付スクーターにした「HUSTLER SCOOT(ハスラースクート)」が出展される。シート下の収納スペースに加え、フットスペースに装備された収納ケースが特徴。これは取り外してそのまま持ち歩くこともできるという。エンジンは49cc空冷4サイクル単気筒。



これらを含め、スズキのブースには四輪車が参考出品車13台と市販車9台、二輪車は参考出品車6台と市販車6台、それに市販車のセニアカー1台が展示される予定だ。ブースのテーマは「SUZUKI NEXT 100」。2020年に創立100周年を迎えるスズキが、「次の100年」に向けた取り組みを感じられるような製品・技術を展示するという。テーマは壮大だが、出展車両はすぐにでも市販車につながりそうなコンセプトが多いように思われる。

東京モーターショーの一般公開日は10月30日(29日はプレビューデー)から11月8日まで、東京都江東区有明の東京ビックサイトで開催される。


スズキ 公式サイト
http://www.suzuki.co.jp/

第44回東京モーターショー 2015 公式サイト
http://www.tokyo-motorshow.com/