美しいステンレス製のボディをまとい、映画スターとしての地位を確立した「デロリアン DMC-12」だが、少なくともメーカーが造った車両は高性能とは言い難かった。ところが、今回ご紹介するビデオに登場するプッチ・レーシング社が改造したデロリアン DMC-12は、何の問題もなく88mph(約141km/h)に達し、それを軽々と超えているのだ。

アグレッシブなタイヤ、レーシングストライプ、レーザー加工されたボンネット部分のベントを見れば、このデロリアンが市販された状態から程遠いことがお分かりいただけるだろう。搭載するエンジンはオリジナルのプジョー、ボルボ、ルノーが共同開発したV型6気筒だが、ウェーバー製3連キャブレター付きカスタム・インテークマニホールドが装備されていることもあり、最高出力は210hpに向上しているという。ぜひビデオで、その素晴らしいエンジン音をお聞きいただきたい。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマイケル・J・フォックス演じるマーティ・マクフライが演奏した『ジョニー・B.グッド』に引けを取らないサウンドだ。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー