フォルクスワーゲンのディーゼル車、米グリーン評価のリストから消える
米国エネルギー効率経済協議会(ACEEE)は、スキャンダルの渦中にあるフォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車(とアウディA3」)の「グリーン・スコア(グリーン評価値)」を、そのリストから一時的に削除することを発表した。これは、VWのディーゼル車は、通常走行時に最大で米国の規制値の40倍の窒素酸化物(NOx)を排出していたことが公式なテストによって明らかとなったことを受けたもの。同協議会は、他のドイツのメーカーが販売しているディーゼル車の「グリーン・スコア」は、今のところ、信頼できると補足している。

VWと傘下のアウディは、ACEEE による2015年「最もグリーンなクルマ」リストの上位には入っていない。1位はスマート「フォーツー エレクトリックドライブ」、2位はシボレー「スパークEV」、3位はフィアット「500e」と、その栄誉は、電気自動車(EV)に与えられた。トヨタのハイブリッド車「プリウスC」が4位に食い込み、日産の電気自動車「リーフ」が5位の座を獲得している。

とは言え、ACEEEによると、これまでVWのディーゼル車はとても素晴らしい結果を残してきたという。同協議会の上級交通研究員Shruti Vaidyanathan氏は、「VWのディーゼル車は、2009年以来、年間ランキングにおいて実に見事な成績を収めており、40台後半のグリーン・スコアで、"最もグリーンなクルマ"トップ12のリストのすぐ下に浮上していた。しかし、これらのスコアは、もはやVWのディーゼル車の環境に対する影響を正当に評価しているとはいえない」とプレスリリースで伝えている。

興味のある方も多いと思うが、これとは逆に2015年で「最もミーン(悪質)なクルマ」に選ばれているのは、ピックアップトラックのラム「2500」で、シボレー「G2500エクスプレス」/GMC「サバナ」がその後を追う。ディーゼル車は一切、こちらの環境にダメージを与えるクルマのリストには姿を見せていない。さらなる詳細は、VW車についてACEEEが発表したプレスリリース(英語)の全文をどうぞ。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー