MotoGP2015 Aragón
MotoGP 第14戦アラゴンGP決勝は、Movistar Yamaha MotoGP J・ロレンソ選手がグリッド2番手から好スタート。
Repsol Honda TeamのM・マルケス選手が続いた。レースは、1周目終わりで2位マルケス選手との差を0.5秒以上築いたJ・ロレンソ選手。猛追するマルケス選手は、2周目の12コーナーで痛恨の転倒リタイアとなった。

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ロレンソ選手は、その後単独走行となり2位争いを行うペドロサ選手とロッシ選手との差を3秒以上と広げ真っ先にチェッカーをうけ優勝を飾った。

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ロッシ選手は、ペドロサ選手と激しいバトルを展開。ロッシ選手はペドロサ選手のテールにつくと18周目に勝負に出る。ロッシ選手とペドロサ選手は、何度も順位を入れ替え、最終的に2位ペドロサ選手、3位ロッシ選手の順でゴールした。

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Movistar Yamaha MotoGP J・ロレンソ選手談(優勝)
「懸命にプッシュし、テンションがかなり上がっていたので今はホッと一安心。マルケスから少しでも逃げたいと懸命に頑張ったが、それが簡単じゃないことはわかっていたんだ。ふたりのペースはほとんど同じだったし、 ウォームアップのなかでも彼の強さを実感していたからね。もしも彼が転倒していなければ、ぼくらは最後までバトルし合うことになっただろう。そして僕は負けていたかもしれない。彼はおそらくタイヤの消耗をあまり感じなかっただろうから...。でも今日の僕は運が良かった。ボードで彼の転倒を知り、そのあともう1ラップ走ってからペドロサとの差を確認した。2ラップ目にしてすでに大きなアドバンテージができていることがわかったけれど、彼の 後ろにはバレンティーノがいることもわかっていたから決してリラックスはできなかったんだ。だから集中を切らさず、ミスをしないようにしてその後の周回を走り切った。これが今日のレースのすべて。集中力を守り切ることができたことが今日の勝利につながったんだ。前の2戦は天候に翻弄され、バッドラックに見舞われてミスもおかしてしまった。今日の優勝が、その辛い思い出を忘れさせてくれる。それに、もしもこれ以上バレンティーノに差をつけられたら、タイトル獲得はほぼ不可能になっていただろう。今はチャンスが増えたわけだけれど、とくにこのあとのアジア太平洋での3連戦で何が起きるかは誰にもわからない。だから地に足をつけ、これまでどおりしっかり仕事に取り組み、毎回、毎ラップ、ライバルたちに勝つことだけだ。もてぎでは、2年連続で好成績をおさめることができた。決してヤマハに合ったコースではないが、マシンがよく走ってくれたんだ。ハード・ブレーキングと加速を繰り返すレイアウトは、ライバルのマシンにより合っているので決して楽ではないが、このところは僕らも速く強くなっている。優勝も不可能ではない。でもマルケスが手強いライバルになることは間違いない。チームを誇りに思い、日本のヤマハでマシン作りに携わるすべての人を誇りに思っている。マシンのあらゆる面が良くなって いるが、特に、この数年ウイークポイントになっていたコーナー進入の性能が素晴らしいんだ。このチームが4戦を残して早くもチーム・タイトルを決定したことは、僕らにとって大きな意味を持つ。成績もマシンのパフォーマンスも非常に素晴らしく、とってもハッピー」

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Repsol Honda Teamダニ・ペドロサ選手談(2位)
「バレンティーノ(ロッシ)とすばらしいレースができてとてもうれしいです。残り5周で彼が後ろにぴったりついて、僕をパスしようとしていたので、とても難しいレースでした。でも、彼の前をキープしました。バレンティーノは、今回のような戦いにとても強く、どんなライダーをも負かします。そして僕は、それに対抗できないのが欠点の一つでした。でも、今日は彼に勝つことができました。バトルでは何度もポジションを入れ替え、大きなモチベーションにつながりました。とてもうれしいです。Repsol Honda Teamのすべての人に感謝したいです。次のレースではもっと強くなれるようにがんばります」

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Movistar Yamaha MotoGP V・ロッシ選手談(3位)
「すべてを賭けたよ。全力で戦った。なぜなら、どうしても2位に入ってホルヘとの差を5ポイントに留めたかったんだ。でも今日のダニは本当に強かった。できることはすべてやったが、最後に彼は僕の前にいた。でもその一方で、レース自体にはとても満足しているよ。まず何より楽しかったし、僕自身、とても強かった。ここアラゴンで はいつも苦労してきたけれど、今日はこれまでで最高の走りができたと思う。レース序盤はダニをなかなか抜けなかったし、抜いたとしてもそれをキープするだけの速さもなかったので、彼の後ろについて行った。そのため終盤になってから、あんなに激しく攻めなければならなくなったんだ。僕の方が速そうなところを見つけて何度もオーバーテイクを試みたが、彼はそのたびについてきて、その強さを実感させられたよ。そうなると僕にできることは、ただ集中して、ひとつひとつのコーナー進入でしっかりラインを守ることだけ。ところが最終ラップではふたりが接触し、僕は縁石に乗ってしまったので、あとは一か八か勝負をかける以外になくなったんだ。そして何も考えずにシケインに飛び込んだが、結局、彼が先にゴールラインを通過した。次のもてぎは好きなコースで、去年もいいレースができた。でもホルヘは僕よりも強くて優勝を果たしている。だから僕はまた全力で挑まなければならない。アドバンテージはわずか14ポイントなので、これからも厳しい状況が続くだろう。チーム・タイトルを獲 得できたことは非常に重要。チームの全員、すべてのエンジニアたちがM1を進化させ、僕らにこのように素晴らしいマシンを与えてくれた。去年と比べれば大きな前進であり、またホンダと比較しても非常に進化していることがわかる。このことは僕たちライダーにとって本当にうれしいことで、おかげで僕もホルヘも多くのポイントを獲得し、何度もトップを走ることができる。つまり今は、チームの全員がとてもハッピーなんだ!」

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Repsol Honda Team マルク・マルケス選手談(リタイア)
「今日はチームとファンに謝りたいです。今週末は本当にいい仕事をしてきて、とてもいいペースがありました。2周目の12コーナーのブレーキングでミスをして、フロントから転倒してしまいました。自分のせいです。ごめんなさい。シーズンがうまくいっていないときは、なにもかもが思い通りにいきません。そして今シーズンは、いろいろと苦戦しています。まだ残り4レースあります。前に出られるようにがんばって、最後まで戦いたいです」

■ヤマハ発動機 公式サイト
http://www.yamaha-motor.co.jp
■ホンダ 公式サイト
http://www.honda.co.jp/motor/