【レポート】キャデラック、10万ドル越えの超高級な「エスカレード」を検討中
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キャデラックのフルサイズSUV「エスカレード」は、年々ラグジュアリー度が増している。シボレーGMCのピックアップトラックが控えめな価格設定となっている一方で、新型エスカレードは7万2,970ドル(約870万円)から9万6,940ドル(約1,160万円)と強気の設定だ。しかし最新の情報によると、キャデラックはさらに高額なバージョンを検討しているという。

さらなる高額所得者向けにアップグレードすることで、エスカレードがどのように変わるのか、という具体的な内容はまだ不明だが(おそらく現時点では決定していないのだろう)、そういった方向性で進められているのは火を見るよりも明らかだ。欧州メーカー勢のラグジュアリーSUVはより高額になっており、元々SUVに注力していたメーカーにも、新たに参入を企てるメーカーにも、高級志向が広がっている。ベントレーは「ベンタイガ」を近頃お披露目したばかりだし、ロールス・ロイスアストンマーティンマセラティランボルギーニなどの高級車ブランドもこのカテゴリーを狙っている。一方で、ランドローバーメルセデス・ベンツといった古参メーカーも高級SUVを次々と投入し続けており、例としては「レンジローバー」の「オートバイオグラフィー」モデルや、マイバッハからSUVが登場することも予想される。

このような天文学的数字の値段をつけている欧州メーカー勢に対抗するため、キャデラックはエスカレードの高級トリム「プラチナム」をも凌ぐ最上位モデルを検討しているのだ。あるいは、よりパワフルで高性能な「エスカレードV」や「Vスポーツ」が登場するかもしれない。エスカレードのような大型車を速く走らせるためには、かなりのパワーが必要になるが、ゼネラルモーターズはさらなる大型エンジンの搭載を躊躇するようなメーカーではない。1つだけ確かなのは、エスカレードがまだまだ高級化を目指せると、キャデラック自身が考えているということだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー