大型高級ヨットに積むための軽量スポーツカー、BAC「Mono マリーン・エディション」
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世界最大級のスーパーヨットは、単な超豪華な船ではない。連絡船のように、小さなボートや水上バイク、小型潜水艦、さらにはヘリコプターなど、他の乗り物を運ぶこともできる。しかし、英国のバックヤードビルダーであるBriggs Automotive Company(BAC)は、自社のシングルシーター・スポーツカーをスーパーヨットに載せようと考えた。

今回BACが新たに発表した「Mono マリーン・エディション」は、同社の軽量スポーツカーMono」をベースに、スーパーヨットに積載するための様々な改良を施したバージョンだ。コンポーネントには海水の塩分による害を防ぐための腐食防止コーティングが施され、デッキへ持ち上げるためのリフティングポイントや、カーボンファイバー製のクレーンアームが装備されている。さらに、温度や湿度が調整された専用のコンテナまで用意されるという。

その他は、最新の2016年モデルと基本的に同じだ。コスワース製のピストンを採用し、マウンチューンが手掛けたフォード製の2.5リッター直列4気筒エンジンを搭載する。これが最高出力305hpを発生して後輪を駆動。0-60mph(約96km/h)を2.8秒で加速する。

もちろん、このマリーン・エディションもシングルシーターなので、港に着いてもオーナーはゲストやクルーを乗せて一緒に街をドライブすることは出来ない。しかし乾燥重量はわずか580kgしかないので、他のほとんどのクルマよりは楽に積み下ろしができるだろう。そしてはるかに楽しさが味わえるはずだ。結局、スーパーヨットでクルマを運ぶなら、最も重要な点はその2つだろう。完全受注生産で、価格は50万ポンド(約910万円)。数十億円のスーパーヨットを購入する人にとっては、ちょっとした備品程度に過ぎないのだろう。さらなる詳細を知りたい方はプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー