1,000馬力に改造した50年前の小型電気自動車が、ドラッグレースで新記録を達成!
英の自動車番組『フィフスギア』で司会を務めるジョニー・スミス氏は今年6月、大改造を施した小型電気自動車の1975年型「エンフィールド 8000」で、英サンタポッド・レースウェイで行われたクォーターマイル・レース(約400m)に出場し、12.6秒というタイムを叩き出した。見事な記録にもかかわらず、これに満足しなかったスミス氏は、同じ場所で開催されたFIAヨーロッパ選手権に参戦し、大幅なタイム短縮に成功。このドラッグレースでは、2,000馬力に改造された日産「GT-R」に敗れてしまったものの、40歳のマイクロカーが予想を超える素晴らしい走りを見せたと英自動車メディア『Recombu』が報じている

スミス氏が「フラックス・キャパシター」というニックネームで呼ぶエンフィールドは、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するタイムマシン「デロリアン」に搭載された同名の次元転移装置に影響されて製作したもの。このクルマは今やヨーロッパで「最速の公道走行可能な電気自動車」であり、ドラッグレースではテスラ「モデルS」が記録した11.5秒さえも上回った。クラシック・ミニより31cmも短い全長に、アンチウイリーバーを装備するこのマシンは、クォーターマイル・レースで10.84秒というタイムを達成。100mph(約161km/h)まで7秒以下で加速する。最高出力はノーマルの8hpから1,000hpに引き上げられているという。

スミス氏は、3年前に洪水で損傷したこのクルマを購入してから、チューンアップに夢中になっているそうだ。 エンフィールドの生産台数は約120台で、ホイールベースはたったの68インチ(約1.72m)。もともとの最高速度は40mph(約65㎞/h)に満たないが、それでもその速度に到達するまで12秒も要した。現存する車両は30台程度と思われるが、スミス氏のクルマより速いものはないだろろう。下のビデオをクリックして、記録達成の瞬間をご覧いただきたい。




By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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