【フランクフルトモーターショー2015】クリーンで楽しいPHVスポーツカー、VW「ゴルフ GTE スポーツ コンセプト」
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既にレーシングカーやスーパーカーに見られる通り、ハイパフォーマンスとハイブリッドは相容れないわけではない。フォルクスワーゲンも新たなコンセプトカー「ゴルフ GTE スポーツ」で、それを証明しようとしている。このワイルドなハッチバックは今年5月、フォルクスワーゲンがファン向けに毎年開催しているイベント「ヴェルターゼー・フェスティバル」で既に披露されていたが、現在開催中のフランクフルト・モーターショー 2015でついに正式デビューとなった。

このゴルフ GTE スポーツは、ガソリン・エンジンと2基の電気モーターを搭載し、合計最高出力は400psになるという。1.6リッター直列4気筒ターボのTSIエンジンは、FIA世界ラリー選手権(WRC)で3年連続マニュファクチャラーズ・チャンピオンを獲得した「ポロ R WRC」に搭載されているもので、最高出力299psを生み出す。一方、電気モーターは前後のアクスルに1基ずつ搭載され、それぞれが最高出力115psを発生。エネルギーを供給するのはリチウムイオン電池で、電気だけで走行した場合の航続距離は最大50kmだという。

もちろん、そんなスペックはいちいち気にしなくていい。ドライバーはスイッチを「Eモード」「ハイブリッド・モード」「GTEモード」に切り替えるだけだ。「Eモード」では排ガスをまったく出さずに走行し、「ハイブリッド・モード」は自動的にエンジンとモーターを使い分け、最大燃費効率を引き出す。そして「GTEモード」を選べば、エンジンと電気モーターに最大限のパワーを発揮させることができ、0-100㎞/hを4.3秒で加速、最高速度は280km/hに達するという。

外観は、これまでのゴルフ系コンセプトカーをミックスしたようなスタイリングで、フォルクスワーゲンがPlayStation3用ゲームソフト『グランツーリスモ6』の「ビジョン グランツーリスモ」用にデザインした2つのコンセプトカー「GTI ロードスター ビジョン グランツーリスモ」と「GTIスーパースポーツ ビジョン グランツーリスモ」、そして現行型「ゴルフ GTI」の特徴が見られる。

フランクフルト・モーターショーで撮影した写真をギャラリーでチェックし、ぜひ感想をお寄せいただきたい。​


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー