人生最後の旅立ちに燃料電池搭載の電気霊柩車「Korbiyor」はいかが?
カナダの重工大手ボンバルディア社の創業者、ジョゼフ=アルマンド・ボンバルディア氏の孫にあたるチャールズ・ボンバルディア氏は、カヤック「Sirène」や宇宙ドローン「Blackbolt」といった輸送に関わるコンセプトモデルの提案などを手掛けている。そんな同氏が最近アイデアを発表したコンセプトカーは、燃料電池を動力とする電気霊柩車「Korbiyor」。画像を見た限りでは、SFアクション映画『トロン:レガシー』に登場する倒れた戦士を運ぶための乗り物といった印象だ。

ボンバルディア氏はケベック州出身で、この車両の名前もフランス語で霊柩車を意味する単語「corbillard」に由来している。Korbiyorに運転席はなく、軽量複合材製ボディの中には1人が横になるスペースしかないが、特定の道順を走行するようにプログラムを組んだり、前を歩く人の後に続くように設定したり、リモコンで操作したりすることができる。全方向移動が可能なメカナムホイールと4輪駆動のおかげで、狭い場所での方向転換や誘導も問題ない。燃料電池で低温に保たれる棺は透けて見える構造で、最後の旅立ちを見送る参列者たちに故人の姿が見えるようになっている。また、マルチメディアプロジェクターとサラウンドサウンドシステムが搭載されており、画像や映像を投影したり、音楽を再生したりすることも可能だ。

とは言っても、このKorbiyorが現実に生産される計画はないようなので、最後の乗車にまでこだわりたいなら、 1,300馬力のエンジンを積んだシボレーの霊柩車や、米国人ラッパーのT-ペインが所有する霊柩車"ドルフィンキラー"はいかがだろうか?、環境に優しい車両を希望するなら、ハーレーダビッドソンの霊柩バイク英Carbonyte社が「スマート フォーツー」を改造した「Smaaart」スペインのBergadana Solutions社が製造した風変わりな電気霊柩車などもある。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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