日産、航続距離が伸びた「リーフ」2016年モデルを米国で発表
Related Gallery:2016 Nissan Leaf

日産は電気自動車「リーフ」をフルモデルチェンジする前に、バッテリーをアップグレードした2016年モデルをまずは米国で発表した。新しい総電力量30kWhのバッテリー・パックが搭載されたことで、米国環境保護庁(EPA)の測定値によれば新型リーフの航続距離は107マイル(約172km)に拡大する。

24kWhのパックを搭載した従来のリーフは航続距離が84マイル(約135km:EPAによる測定値。日本のJC08モード値は228km)であるから、これは消費者の注目を集めそうだ。なお、エントリー・グレード「S」は引き続き24kWhのパックを搭載するため、2016年モデルイヤーにおいても航続距離84マイルのリーフを購入することは出来る。このSトリムより価格が高い「SV」と「SL」(北米仕様車の上位グレード)を選んだ場合、航続距離は27%アップする一方、1個のバッテリー・モジュールに含まれるラミネート型バッテリー・セルの数が従来の4枚から8枚に増え、バッテリー・パック全体の重量も約21kgほど重くなる。バッテリー・セルの合計数は変わらず、またバッテリー・パックの大きさや搭載位置は変わらないそうだ。

EPAが測定したガソリン等価換算燃費は、SVとSLが市街地で124MPGe(約52.7km/L)、高速道路で101MPGe(約42.9km/L)、複合モードで112MPGe(約47.6km/L)。Sは従来と変わらず市街地で126MPGe(約53.6km/L)、高速道路で101MPGe(約42.9km/L)、複合モードで114MPGe(約48.5km/L)と発表されている。フロントに搭載する交流同期モーターは全車とも従来と変わらず、最高出力80kW(109ps)、最大トルク25.9kgmを発生する。

米国における新型リーフの価格は、SVトリムが3万5,050ドル(約420万円)、SLトリムが3万7,640ドル(約450万円)、そしてSトリムは2万9,860ドル(約360万円)。30kWhのバッテリー・パックを搭載した上位2モデルは、従来型より2,000ドル前後の値上げとなる(Sの価格は変わらない)。なお、これらの価格は、850ドル(約10万円)の配送料を含むが、連邦税控除7,500ドル(約90万円)の適用前のものである。

エクステリアは従来とほぼ変わらず、新色のフォージドブロンズ、クーリレッド、ディープブルーパールが追加される程度だが、インテリアにはアップグレードがいくつかある。7インチのカラースクリーン(Sトリムでは5インチ)に表示されるグラフィックインターフェイス・ディスプレイは視認性が改善され、音声認識機能を向上させるためにビーム・フォーミング・マイクロフォンというものが新たに採用された。スクリーンに表示される情報にも変更があり、12マイル(約19km)走るたびに充電情報の画面が更新されるようになる。

リーフの航続距離アップについてささやかれてきた噂のいくつか(全部ではないが)は本当だったと分かった今、3年以内に航続距離250マイル(約400km)を達成する2代目リーフが登場するという噂については、皆さんはどう思われるだろうか?


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】リーフの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!