ランドローバー、高級SUVの装甲仕様車「レンジローバー・センチネル」を発表
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今回ご紹介するランドローバーの新型車は、常に身を守る必要を感じながら山道を走らなければならないような政府の要人や大富豪には最適だ。「レンジローバー・スポーツ SVR」や「レンジローバー・SV オートバイオグラフィー」を手掛けた同社のスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)部門が、「レンジローバー・オートバイオグラフィー」をベースに厳重な装甲を施した「レンジローバー・センチネル」を開発したのである。

6ピースから成る高張力鋼製のパッセンジャーセルと、多層のティンテッドガラスのおかげで、センチネルは7.62ミリの弾丸(米軍で使用されているM4カービン銃の口径と同じサイズ)を物ともしない。この防弾性に加えて、センチネルはTNT(トリニトロトルエン)換算で15kgの爆発がすぐ側で起こっても、エンジン音を立てて走り続けることができる。車両の上方と下方の装甲は、ドイツのDM51手榴弾のような強力な爆発物にも対応している。

こうした様々な防護用装備によって車重が増加しているにもかかわらず、ランドローバーによれば、センチネルは最大積載重量650kgを確保しているという。これに合わせてダイナミック・スタビリティ・コントロールとライド・スタビリティ・コントロールの両システムも改良されている。しかし不思議なのは、オートバイオグラフィーをベースとするにも拘わらず、このセンチネルには3.0リッター・スーパーチャージドV6エンジンが採用されていることだ。装甲車であれば、最高出力510psの5.0リッター・スーパーチャージドV8エンジン(さらに言えば550psのバージョン)の方が相応しいのではないだろうか。なお、センチネルには"不正改造防止エキゾースト"(具体的な機能はともあれ)や、セルフシーリング燃料タンク、フロア下とボンネット下の火災抑制システム、予備のバッテリーといった細やかな装備も随所に施されている。ちなみに価格は税別で40万ユーロ(約5,500万円)。

実際にはこんなクルマなんて縁も必要もない方も、新型レンジローバー・センチネルの画像をギャラリーでチェックしてみよう。詳細はランドローバーのプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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