GP3シリーズ、ダラーラ製の新型シャシーをモンツァで発表
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次世代のF1ドライバーは、写真でご覧いただいているシャシーのコックピットに身を収めることになるだろう。この「GP3/16」と呼ばれるシャシーは、2016年から3シーズンにわたって、GP3シリーズで使用されるマシンの基本となる。

ご存じない方のために説明すると、GP3は数ある下位フォーミュラ・シリーズの1つで、シングルシーター志望のレーシング・ドライバーが技術を磨き度胸を示す場となっている。同一運営者によるGP2の直下カテゴリーに当たり、F3とF4の間(またはフォーミュラ・ルノー3.5のすぐ下)に位置し、ヨーロッパおよび西アジアで開催されるF1グランプリのサポート・レースとして開催されている。F1ドライバーのバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、ダニール・クビアト(レッドブル)、エステバン・グティエレス(元ザウバー)はいずれもGP3のチャンピオン経験者で、ジャン・エリック・ベルニュ、カルロス・サインツJr..、ロベルト・メルヒもGP3を経てF1に昇格したドライバーだ。

これまでと同様にイタリアのコンストラクター、ダラーラによって製造されるが、デザインは刷新されている。クラッシュ構造は従来と比べて安全性が高まり、エアロダイナミクスは追い抜きを促進するよう再設計された。また、コックピットは長身のドライバーにも対応できるにようなったという。400馬力を発生する新開発の3.4リッター自然吸気V6エンジンは、これまでのAERに代わりメカクロームから供給される。このGP3/16は既にマニクール(フランス)とカタロニア(スペイン)の両サーキットでテスト済みで、モンツァ(イタリア)で先週木曜に発表された。2016年初めに各チームに供給される予定だ。

「とてもアグレッシブに見える」と、2014年にGP3チャンピオンとなったアレックス・リンはこの新型マシンについて語っている。「背の高いドライバーをこれまでより低い位置に座らせることが出来る。ドライバーが適応しやすくなったのは良いことだ。GP3は、GP2やそれ以降への登竜門となる素晴らしいシリーズ。F1ドライバーを輩出していることからも、うまく機能していると言える」と続けた。リンはGP2に昇格し、F1の開発ドライバーも務めている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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