ダイハツ、異なる3つのバリエーションが揃う新型軽乗用車「キャスト」を発表!
ダイハツは9日、新型軽乗用車「キャスト」を発表。同日より販売開始した。

キャストは、個性を重視するユーザーニーズに対応すべく「生活を彩る自分仕様の軽自動車」をコンセプトに開発されたという。そのため、まずデザインを優先順位の上におき、さらにSUV風の「キャスト アクティバ」、メッキパーツで上質感を演出する「キャスト スタイル」、そして専用サスペンションを装備するスポーティな「キャスト スポーツ」という、「世界観が全く異なる」3つのバリエーションを揃えた。

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キャスト アクティバは、他の2タイプより車高を30mm引き上げると同時に、165/60R15サイズの大径タイヤを採用し、最低地上高180mm(FF車)を確保。さらにその4DW車には、ぬかるみなどの滑りやすい路面でタイヤが空転すると、空転した車輪に制動力を、グリップした車輪に駆動力を与える「グリップサポート制御」や、滑りやすい下り坂などでドライバーがブレーキ操作をしなくても一定の車速を維持する「DAC制御」が標準装備される。前後バンパーにはプロテクタ風の樹脂ガーニッシュや丸型ランプを装着。フェンダーアーチやロアボディが塗り分けられ、ワイルドなクロスオーバーらしい雰囲気に仕立てられている。黒を基調にしたインテリアは、光沢感のあるシルバーの生地とスエード調の生地を組み合わせたファブリックのほか、ブラックのレザー調トリムも用意される。

キャスト スタイルはボディ各部にメッキの加飾が付き、内装もベージュのスエード調生地が標準となる。15インチ・ホイールに165/55R15サイズのタイヤが組み合わされる。




キャスト スポーツは、名前の通りスポーティなホットハッチ風仕立て。ドアミラーやリアクオーターピラーをはじめとする赤いアクセントが入れられ、16インチ・ホイール(FF車のみ)にはオプションでハイグリップタイヤも用意されるという。専用チューニングが施されたサスペンションは、スプリングのばね定数とダンパーの減衰力が高められているという。これは「コペン」の足回りからパーツを流用しているそうだ。インテリアもレッド&ブラックまたはブラック&ホワイトとスポーティなカラーリングでまとめられ、7速マニュアルモード付きCVTをパドルシフトで操ることが出来る。

内外装のカラーも豊富で、組み合わせの自由度も高い。さらにダイハツ独自の「Dラッピング」技術により低コストでルーフの2トーンを実現したという。公式サイトには様々な仕様、組み合わせをPC、スマートフォン、タブレットの画面で試すことが出来る「3Dシミュレーター」が用意されている。




プラットフォームやパワートレインなどのハードウェアは、基本的にダイハツの基幹モデル「ムーヴ」と共有する。全長3,395mm × 全幅1,475mm × 全高1,600mm(アクティバは1,630mm)というサイズは、ムーヴよりルーフが30mm低い。これにより、室内高も35mmほど低くなっている。2,455mmのホイールベースは共通だが、室内長は75mmも短い。つまり、室内の広さを最重視する人が選ぶクルマではないことが分かるだろう。ただし、ムーヴに乗ったことがあるなら、あそこまで頭上スペースは要らないから、代わりに少し重心を下げて欲しいと思う人も少なくなかったのではあるまいか。



エンジンは658cc直列3気筒。最高出力52ps/6,800rpmと最大トルク6.1kgm/5,200rpmを発生する自然吸気ユニットと、64ps/6,400rpmと9.4kgm/3,200rpmを発揮するターボ付きユニットが用意され、それぞれ前輪駆動または4輪駆動が選べる。ただしトランスミッションは全車CVTのみ。キャスト スポーツにもマニュアルの設定は予定がないそうだ。ムーヴより20kg程度重いためか、JC08モード燃費は最良で30km/Lと、僅かに届かない(アクティバとスタイルの自然吸気FF車)。最廉価グレードを除き、衝突回避支援ブレーキ機能をはじめとする「スマートアシストII(SAII)」は標準装備。価格はキャスト アクティバとキャスト スタイルのSAIIが付かない「X」FF車が122万400円から、キャスト アクティバの「Gターボ"SAII"」4WD車が164万7,000円(10月下旬に遅れて発売予定のキャスト スポーツは価格もまだ未発表)。

広過ぎる軽自動車より自分らしいクルマが選びたいという人は、以下のURLから公式サイトで豊富なバリエーションを是非ご確認いただきたい。


ダイハツ 公式サイト
http://www.daihatsu.co.jp/