ロールス・ロイス、新型車「ドーン」を公式サイトで間もなく公開
日本はまだ(というかすでに)これから真夜中に入ろうかという8日の午後10時、ロールス・ロイス・モーターカーズは新型車「ドーン」を発表する。その姿は公式サイトからインターネットを通じて世界中に公開されるという。

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「夜明け」を意味する「ドーン」という名前は、もちろん第二次大戦後まだ間もない1949年に発表された「シルバー・ドーン」から受け継がれるものだ。ロールス・ロイスの現行モデル「ゴースト」「レイス」と同様に、過去の名車から「シルバー」を外したネーミングが採用される。

この新型ドーンの発表に先駈け、ロールス・ロイスはそのティーザー(チラ見せ)として、3枚の画像と1本のビデオを公開している。窓枠がない後方ヒンジのドアは、2ドア・モデルのレイスとほぼ同じように見えるが、どうやらそこから上の部分が大きく異なるらしい。つまり、ハードトップ・クーペのレイスに対し、ドーンは開閉式ルーフを備えたいわゆるコンバーチブル、英国風に言えばドロップヘッド・クーペになる(はず)。



ルーフを開け放った頭上から朝日が差し込むという意味合いで、ドーンという名前はオープントップ・モデルに相応しいと思えるが、さらに歴史を遡れば、1950年から1954年にかけてわずか28台のみが製造されたドロップヘッド・ボディのシルバー・ドーンに因んでいるという(下の写真)。

それ以前のロールス・ロイスでは、基本的にシャシーのみを製造し、社外のコーチビルダーが各種ボディを架装するのが常だった。だが、初代シルバー・ドーンは初めてロールス・ロイスが自社でボディまで手掛けたモデルになったのだ。その4ドア・サルーンはベントレーの「マークVI」と共通であり、「スタンダード・スティール・ボディ」と呼ばれるが、美しくレアなシルバー・ドーンのドロップヘッドは、ロールス・ロイス初の純正オリジナル・ボディとも言えるわけである。



ロールス・ロイスのオープンといえば「コーニッシュ」の名前が思い浮かぶ方も多いと思うが、再び歴史を遡ればその名前は、元々ベントレー「マークV」のシャシーをベースに製作された高性能車に与えられたネーミング。20世紀の終わりにベントレーと別れ、独自の道を歩む現代のロールス・ロイスには似つかわしくないということだろう。

もう間もなく明らかになるロールス・ロイスの新しい夜明けを、以下のURLからご覧いただきたい。

https://www.rolls-roycemotorcars.com