意外!? ルノーが新型ピックアップを予告する「アラスカン」コンセプトを発表
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フランス車といえば皆さんはどんなモデルを思い浮かべるだろうか。快適でファンキーなスタイリングのコンパクトカー? それとも、実用性の高いハッチバックやステーションワゴン? だが、ルノーが今回発表した「アラスカン」は、予想外のクルマであったに違いない。なぜなら、ピックアップトラックのコンセプト・モデルなのだ。

フランスではピックアップはほとんど作られていない。だからこれは、米国で完璧なラタトゥイュや、ベルサイユ宮殿のような美しい建物が作られたようなものだ。しかし、ルノーはアラスカンに、ピックアップトラックのあらゆる要素を詰め込もうとしている。

このダブルキャブは後部に広々とした荷台を装備しており、1トンの荷物と5人の乗員を運ぶことができる。ルノーは「扱いやすく快適なドライビング」を優先事項に掲げているが、プロック・パターンの大径タイヤと高い地上高のおかげで、アラスカンはオフロードでの優れた走破性も備えているようだ。全体的な外観も、フランス車としては粗野でタフだが、高めのリアパンバーとフロントパンバー下部の十分なプロテクターのおかげで、期待どおり見事なアプローチ及びデパーチャー・アングルが実現されている。洗練されたフルLEDヘッドライトはボディの他の部分に対し少々ちぐはぐな印象ではあるものの、グリルはフロントフェイスに調和している。

ボンネットの下には、4気筒ディーゼル・ツインターボ・エンジンを縦向きに搭載し、このパワートレインはルノーに寄れば、クラス最高の燃費も実現しているという。

なお、ルノーはアラスカンに近い姿の市販モデルの投入を予告している。車体サイズは同一で、デザインは"類似の方向性"を持つものになるようだ。フォルクスワーゲン「アマロック」のような競合車とは異なり、ルノーはその市販モデルをアメリカン・ピックアップの同列以上に位置付け、単なる馬のように働く荷車ではなく「日々の移動はもちろん、ビジネスにもレジャーにも」使えるクルマとしたい考えだ。つまり、ブドウを満載したこのピックアップがボルドー地方を走り回る姿を期待されているわけではないらしい。詳細は公式のプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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