EVの世界累計販売台数トップはルノー・日産アライアンス あとを追う2位と3位の合計数を上回る
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米国では今年に入ってから電気自動車(EV)「リーフ」の売り上げが振るわない日産だが、それでも世界的に見れば、ルノー・日産アライアンスのEV販売における確固たる地位は変わっていない。EVの販売台数の動向を追うウェブサイト『EV Sales』が掲載した、世界販売台数トップ10(2015年と累計)によると、ルノー・日産アライアンスは、これまでに全世界で26万5,000台以上の電気自動車を売り上げ、全メーカー中トップだったという。この数字はEVの世界累計販売台数において4分の1以上を占め、累計台数2位の三菱自動車と3位のゼネラルモーターズ(GM)を合わせた数字を上回るほどだ。

しかし、その状況にも変化が生じている。今年に限ってみればルノー・日産アライアンスのEV市場におけるグローバル・シェアはわずか18%に留まり、フォルクスワーゲン(VW)や比亜迪汽車(BYD)、BMWなどのメーカーにシェアを奪われているのだ。米国内で著しく売上を落とした日産 リーフを見れば、この結果にも頷ける。

VWとBMWが充電式自動車のラインアップを拡大していることから、ドイツは中国、日本に次ぐ第3の電気自動車メーカー国と言えるだろう。一方で米国は、電気自動車と言えば多くの人が連想するであろうカリフォルニア州のテスラを擁するものの、他国に遅れを取っている。今年になっても三菱が販売数を維持しているのに対し、フォードとGMのEV市場シェアは低迷している。GMの販売台数が落ち込んでいる理由としては、米国の顧客が改良された新型モデルの投入を待ち、シボレーのレンジエクステンダーEV「Volt(ボルト)」の初代モデルを買い控えているという背景が挙げられる(同じようなことは日産にも言えことだが)。

国別に見れば、日本が最も多くの電気自動車を生産しており、世界市場で39%を占める結果となった。『EV Sales』に掲載されたランキングは以下のとおり。

2015年の世界販売台数と全体に占める割合(カッコ内は累計)
ルノー・日産アライアンス    44,003台/18%(265,205台/27%)
フォルクスワーゲン・グループ   28,480台/12%(28,480台/4%)
比亜迪汽車            25,592台/11%(51,338台/5%)
テスラモーターズ         24,867台/10%(83,587台/9%)
三菱自動車            24.117台/10%(108,883台/11%)
BMW               15,469台/ 6%(31,822台/3%)
フォード             11,548台/ 5%(65,696台/7%)
ゼネラルモーターズ     11,617台/ 4%(100,818台/10%)

​By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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