【レポート】フェラーリ、次世代モデルではモジュール化された共通プラットフォームを採用か?
ニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)の申請を終え、数十年ぶりに独立したスポーツカー・メーカーとして生まれ変わろうとしているフェラーリ。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のCEOでフェラーリの会長も務めるセルジオ・マルキオンネ氏が、フェラーリの新CEOを兼任するという噂もある中、フェラーリは世界中で販売を拡大するため、増産を行うと見られている。米自動車メディア『Automobile』が同社の今後について調べたところによると、次世代モデルはモジュール化された共通プラットフォームを採用し、ターボ・エンジンにさらに力を入れていく可能性が高いという。

フォルクスワーゲンの「MQB」ボルボの「SPA」といったモジュラー・プラットフォームは、新車開発に費やす時間を削減し、様々な車種の間でより多くのパーツを共有することが出来るため、自動車業界では非常に人気がある。『Automobile』によれば、フェラーリはフロント・エンジンとミド・エンジンのどちらでも使えるアルミ製スペースフレーム構造のモジュラープラットフォームを開発中とのこと。これにより、エレクトロニクス、サスペンションパーツ、パワートレインがフェラーリの各モデル間で共有可能となる。

このプラットフォームを採用する第1号モデルは、2017年に登場予定の次期型「カリフォルニア」になるようだ。よりアグレッシブなスタイルとなるこのハードトップ・コンバーチブルにはエントリーレベル・バージョンも用意され、おそらくアルファロメオ「ジュリア クアドリフォリオ」と同型の2.9リッターV6ツインターボ・エンジンを搭載すると思われる。このエンジンは、以前の噂に反してディーノ」には採用されない見通しで、代わりに最高出力600hpを発生する専用のV6エンジンがミドシップに搭載されるという。新世代ディーノの価格は20万ドル(約2,380万円)程度になるようだ。

さらに2017年には創業70周年を記念して、ハイブリッド・スーパーカー「ラ フェラーリ」から電気モーターによるアシスト・システムを取り去った「ラ フェラリーナ」と呼ばれるモデルを発売するという計画もあるようだ。ただし、現在のところまだ議論されている段階で、承認はされてはいないという。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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