Mercedes-Benz S-Klasse Cabrio ( A 217 ) 2015.S 500, Selenitgrau, Interieur: Leder porzellan/tiefseeblau
Related Gallery:Mercedes-Benz S-Class Cabriolet

メルセデス・ベンツは、高級車市場でベントレー「コンチネンタルGT」との戦いに打ち勝つべく、「Sクラス」のセダンとクーペに加え、新たに「Sクラス カブリオレ」を投入する。

ベルトラインから下は、Sクラス クーペをベースとする見慣れた外観だ。彫りの深いフロント・フェイシアから粋なリアエンドへと力強いキャラクターラインが伸び、クーペと同じスタイリッシュなデザインとなっている。キャビンの快適性も、クーペと同等レベルを期待していいだろう。だが、このSクラス・ファミリーの3番目のメンバーには、ベルトラインより上の部分に他とは異なる部分がある。豪華なキャンバスルーフだ。

3層構造のソフトトップには、当然のことながら、非常に高度な先進技術が採用されている。静かな乗り心地を約束するため、3層の異なる素材を組み合わせ、走行中のノイズを低減する最適な設計となっているのだ。60㎞/h以下の速度なら走行中にトップを開閉することができ、時間は20秒とかからない。さらにソフトトップとはいえSクラス自慢の空力性能に影響はほとんどなく、カブリオレのCd値は0.29だ。これはセダンのCd値0.27と比較しても遜色のない十分に素晴らしい数値といえる(クーペのCd値は不明)。

Sクラス カブリオレには数々の新機能も採用されている。ヘッドレストから暖気を吹き出すことで首元を暖める「エアスカーフ」機能が標準装備され、さらに12個のセンサーと18個のアクチュエータによって車両の空調システムを自動制御する「サーモトロニック」も搭載された。これらのセンサーは、室内および外気温度の計測、太陽放射レベルの検出、大気質や露点の測定などを行うという。そう、Sクラスにはフロントガラスの曇りを防止するための露点センサーまで付いているのだ。

パワートレインは基本的に同レベルとのクーペと共通。「S550カブリオレ」には、排気量4,663ccから最高出力455psと最大トルク71.3kgmを発生するV型8気筒ツインターボ・エンジンと、9速AT「9G-TRONIC」が搭載される。同時発表の高性能モデル「メルセデスAMG S63 4MATIC カブリオレ」は、最高出力585psと最大トルク91.8kgmを発揮する5,461ccV8ツインターボを搭載し、7速「AMGスピードシフト MCT」ギアボックスが組み合わされる。こちらは「4MATIC」の名前が表す通り4輪駆動で、0-100km/hを3.9秒で加速するという。

実車は9月15日に開幕するフランクフルト・モーターショーでワールドプレミアされる。詳細は、メルセデス・ベンツのプレスリリース(英文)を確認してほしい。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】「Sクラス カブリオレ」の購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!