【レポート】FCAのマルキオンネCEO、フェラーリCEOを兼任か?
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、グループ傘下のフェラーリを分離独立させるための準備を進めているが、だからといって、FCAのセルジオ・マルキオンネCEOがフェラーリから手を引くというわけではないようだ。昨年からフェラーリの会長も務めているマルキオンネ氏は、フェラーリの現CEOであるアメデオ・フェリーサ氏が退任後、その後を引き継ぐかもしれないという情報が匿名の内部関係者から寄せられたと、自動車メディア『Automotive News Europe』が報じている。 もしそうなれば、マルキオンネ氏はこれまで通りFCAを率いつつ、兼任で世界有数のスポーツカー・ブランドの未来も担うことになる。

今年7月にフェリーサ氏が辞任するという噂が駆け巡った際には、フェラーリから公式コメントは発表されなかった。報道によれば、フェリーサ氏の退任は9月になるのではないかという。そして今回の『Automotive News Europe』の記事によると、フェラーリ幹部はCEOの後任人事について話し合っているところだが、まだ何も正式決定はしていないとのこと。また、フェリーサ氏は退任後も顧問の役割に留まる可能性があるという。

マルキオンネ氏がフェラーリCEOを兼任する場合、フェラーリの独立とちょうど動きが重なることになる。フェラーリは、米証券当局に必要書類の提出を既に済ませており、新規株式公開(IPO)は10月の予定となっている。

マルキオンネ氏は昨年の秋に、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長の辞任を受けて、フェラーリの会長に就任。モンテゼーモロ氏はフェラーリの高級な希少性を維持するため、年間生産台数を7,000台に制限していたが、マルキオンネ氏は1万台へ増産するつもりだ。それを実現するための計画の1つとして「ディーノ」ブランドの復活も示唆している。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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