クルマにも欄間!? MADE IN TOYAMAを極めた光岡「ビュート・トヤマ」が登場!!
光岡自動車は、8月23~24日に富山県で開催された第41回井波彫刻まつりで、主力のコンパクトカーである「ビュート」をベースにした「ビュート ・トヤマ」を参考出品した。

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光岡は「遊び心にあふれ、自由で、心から魅せられる車を作りたい」という思いのもと、最初から最後まで手作業を貫き、単なる工業製品ではない作品としてクルマ作りを行っている。

ビュート・トヤマは、光岡自動車の地元である富山の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい、という思いから富山の伝統工芸品である井波彫刻や越中和紙と共演することにより、他にはない富山のクルマを作り上げたとのことだ。


オプション装着された 「クラシックインパネ」のウッドタイプパネル部分には、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な景色で有名な雨晴海岸の絶景などを 、井波彫刻の「欄間」の技法で制作した木製パネルがあしらわれており、これまでのクルマのインテリアとは一線を画す仕上がりとなっている。


この繊細な仕上がりのパネルを作り上げた井波彫刻は、 明徳元年(1390 年)、本願寺五代綽如上人が、後小松天皇の勅許により井波別院を創設し、江戸時代中期、瑞泉寺本堂再建のおり、本堂彫刻のため、京都本願寺より、御用彫刻師・前川三四郎が派遣され、このとき地元大工・番匠屋九代七左衛門ら四人がこれに参加し、前川三四郎について彫刻の技法を本格的に習ったのが始まりとされている。

そんな伝統的な彫刻技術が息づいているのが井波彫刻であり、工業製品とはまったく違う存在感を醸し出している。


また、ビュート・トヤマには、同じく 富山の伝統工芸品である「越中和紙」を使用した木製の一輪の花やパーセルボードが華を添えている。

光岡は、他の国産メーカーが取り込みにくいハンドメイドの世界を和の技法で実現し、新たな世界観を生み出している。

2020年にオリンピックが開催されることで日本ならではの技術や文化が再注目されていくが、光岡にはエクステリアにも和のテイストを取り入れ、世界に発信できるオリジナル車両の開発を期待したいところだ。

光岡自動車 公式サイト
http://www.mitsuoka-motor.com/