米国内では性能が向上した新モデルの登場を待って消費者が買い渋り、電気自動車の販売台数が伸び悩んでいるが、大西洋の向こう側では電気自動車の需要がかなり高いようだ。自動車業界のロビー団体である欧州自動車工業会(ACEA)が発表した数値によれば、今年上半期、欧州連合の電気自動車の販売台数は約5万3,000台、前年比78%増と急上昇した。ハイブリッド車の販売台数は前年比22%増の約11万台だった。

販売台数が伸びているのは電気自動車に手厚いノルウェーだけの話ではない。今年上半期に欧州連合加盟国で最も多くの電気自動車が販売された国はイギリスで、前年同期から262%もアップした1万4,838台を記録。フランスでも1万427台と、前年同期から2倍以上に増えている。もちろんノルウェーも、政府の電気自動車優遇措置が縮小傾向にあるにもかかわらず約1万6,990台を販売し、66.1%増となっている。

LPGガスと天然ガスの自動車販売台数は電気自動車ほどの伸びはないものの、欧州での需要は未だに高い。上半期の販売台数は13万6,093台に上り、前年同期比14%増となっている。

電気自動車販売の成長率が53%、ハイブリッド車では23%増と、第2四半期になってわずかに鈍化傾向になっているものの、米国における販売台数に比べれば、まだこの数字は楽観的だ。米国で上半期に販売された電気自動車、ハイブリッド車、ディーゼル車の累計は約25万8,000台と、前年に比べ16%減少。電気自動車の上半期の販売台数は約5万台と、昨年より7.6%落ち込んでいるのだ。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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