電気自動車用バッテリー業界トップのパナソニックを脅かす韓国LG化学の動き
テスラが建設を予定しているギガファクトリーの事業パートナーであり、電気自動車(EV)用バッテリーの市場で39%のシェアを占めて業界トップに君臨するパナソニック。しかし、どんな王者であっても油断は禁物だ。市場調査会社のラックスリサーチによれば、近い将来に韓国のLG化学が、この業界のトップに取って代わる可能性があるという。

調査結果によると、パナソニックにとって、テスラとの密接なパートナー関係は同社の強みであると同時に、最大の弱点にもなり得るという。確かにパナソニックは、テスラ以外のメーカーとの間にEV用バッテリーの大型取引はない。一方、LG化学は多くの自動車メーカーを顧客として抱えている。既にシボレー「ボルト」セルを提供し、アウディの新型クロスオーバーEVや、次期型スマート「フォーツー エレクトリックドライブ」への供給も契約も済みだ。

調査報告書は、「ドイツの自動車メーカーによるプラグインハイブリットの売り上げが急増する中、LG化学は日産に電池を供給できるようになれば、パナソニックの地位を揺るがすことが出来る」と述べている。これは、既にルノーとも取引のあるLG化学にとって不可能な目標ではない。

ラックスリサーチ社は、EV用バッテリーの世界市場は2020年までに300億ドル(約3.7兆円)の規模に成長すると見込んでおり、リチウムイオン電池を超える次世代の電池を開発することが、この業界で次の王者になる鍵だと述べている。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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