中国天津での爆発事故を受け、トヨタが現地工場を22日まで操業停止に
8月12日に中国天津市で起きた大規模な爆発事故は、この地域で操業する自動車メーカーにとっても依然として悩みの種となっており、今のところ状況の改善の見通しは立っていない。天津市の主な自動車工場のうち最も被害を被ったトヨタは、地域の汚染による避難勧告のため、主要工場を少なくとも19日まで稼働停止すると米金融情報サービス『ブルームバーグ』は報じている。

停止されたのは、中国の自動車会社、第一汽車集団との合弁会社である天津一汽トヨタ自動車の泰達工場と西青工場。さらに最新の情報では、操業停止を22日まで延長する方針であることが明らかになった。天津一汽トヨタは中国における主力生産拠点の1つで、「カローラ」などを生産している。ここでは中国での年間生産台数の約半数を請け負っているため、その影響が心配される。

泰達工場は爆発現場から約2kmほどしか離れておらず、爆発で窓ガラスが吹き飛ばされるなどの被害にあった。その他にも操業再開を妨げるようなダメージがないか現在調査中だという。同社では工場の操業停止に加え、この地域に住む従業員の少なくとも50人が負傷、2つの販売店が営業停止となっており、第一汽車集団と共同のR&Dセンターもまた大打撃を被ったとのことだ。

影響を受けたのは、トヨタだけではない。フォルクスワーゲン数千台の自動車を爆発によって失い、ランドローバールノーヒュンダイ三菱などのメーカーも、それより少ない台数ではあるものの損害を被ったとのことだ。また、天津の主要港湾のダメージは、中国国内の部品の物流への影響が懸念されるマツダにとっても不安材料となっている。今回の事故は人的被害も大きく、『ブルームバーグ』によれば、少なくとも114人が死亡、多くの人々が依然として行方不明となっているという。




By: Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】トヨタの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!