MotoGP2015 Brno
Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソが今季5度目の優勝。チームメイトのV・ロッシも3 位を獲得し、今季7度目のダブル表彰台を達成した。

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J・ロレンソはM・マルケスを22ラップにわたって抑え、最終的には4.462秒の大差をつけてゴール。一方のロッシも、序盤はB・スミス、A・ドビツィオーゾとバトルを展開。その後、単独走行となり3位でチェッカーを受けた。

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ポールシッターのJ・ロレンソは絶好のスタートからホールショットを奪い、後方にM・マルケスを従える格好で一気にペースアップ。オープニングラップから8ラップにわたって1分56秒台前半をキープし、2人そろって3位以下を引き離した。その後J・ロレンソの速さにマルケスがついて行けなくなり後退。J・ロレンソは最後まで脅かされることなくトップをキープし、マルケスとの差を保ってチェッカーを受けた。ヤマハのブルノ・サー キットでの優勝は2010年以来。

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マルケスは、12周目まで1分56秒台で走行し、4周目には1分56秒048のファステストラップを刻む快走で、オートモトドラム・ブルノ・サーキットに集まった13万8000人のファンを魅了した。

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一方、グリッド3位からスタートしたロッシは、一旦5位に後退したもののすぐさま挽回を開始。スミスをパスして4位に上がりドビツィオーゾとのバトルに時間を費やすことになったが、A・イアンノーネが5位で迫るなか、ドビツィオーゾにプレッシャーをかけ続けて3ラップ目の終盤で前に出る。その時すでにトップからは2秒以上の差をつけられており挽回は不可能。単独走行となったロッシはそのまま3位をキープし、ロレンソから10.397秒遅れてチェッカーを受けた。表彰台獲得は今季11回目。

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Movistar Yamaha MotoGP J・ロレンソ選手談(優勝)
「常に僕のほうが少しだけ速くて、そのおかげで終盤はプッシュする必要がなくなっていたんだ。だから決して完璧なレースとは言えないよ。気持ちよく走れるほどのマージンではなかったけれど、リスクは少なくて済んだとい うことだと思う。レース序盤はマルクがぴったりついて来たので、何とか逃げようと全力でプッシュ。最初は1分55秒9くらいのペースを予想していたんだけれど、フル・タンクだし、またモト2のあとで路面のグリップが落ちていたこともあって、思ったよりペースが上がらなかった。それでも何周かして燃料が減ってくるとブレーキングが楽になり、コーナー進入のスピードが速くなってきたんだ。たったコンマ1秒速くなっただけだけれど、1ラップ では0.6秒のアドバンテージを築くことができ、それがやがて1秒になった。そうするうちに徐々に引き離して優勝 することができたというわけなんだ」

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Repsol Honda Team M・マルケス選手談(2位)
「今日はホルヘ(ロレンソ)ほど速く走れないことは分かっていましたが、レース序盤はなんとかついていけました。しかし、6周目か7周目以降は、ホルヘのペースから次第に引き離されてしまいました。それでも、今日の目標は、バレンティーノ(ロッシ)とほかのライダーの間にギャップを作ることだったので、その点に関しては満足しています。今週は厳しいレースになりました。今大会の遅れを、次のレースでばん回しなくてはいけません。今日のホルヘはいいレースをしていたので、2位という結果は悪くなかったと思います」

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Movistar Yamaha MotoGP V・ロッシ選手談(3位)
「今回はホルヘがウイークを通じてずっと速かった。でも僕のほうもプラクティスでのペースは悪くなかったの で、もっと近づけると期待していたし、マルクにもついて行けると思っていたんだ。ところが実際には、僕は残念ながら速さも強さも不十分で、リズムもとても遅かった。スタートで失敗して遅れてしまったこともあったんだけ れど、それよりもただ単に、良いリズムを作ることができなかった。それが悔しいんだ。ブルノではここ数年ずっと苦しんできたので、今回も厳しい戦いになることは予想していたよ。でもここまでとは思っていなかったんだ。 なぜこんなことになったのか、原因をつかんで次までに挽回したい。11レースを終えてホルヘと僕が同ポイントで並ぶなんて信じられないよ。夏休みのあとホルヘがとても強くなったので、これから本当に厳しい戦いになるだろ う。僕らとしては、とにかくトライあるのみ」

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Repsol Honda Team D・ペドロサ選手談 (5位)
「スタートはよくもなく、悪くもありませんでした。しかし、1コーナーに入ったときに(ヨニー)ヘルナンデス(ドゥカティ)が強引にインに入ってきたので、マシンを起こさなくてはいけませんでした。その危険な状態はなんとか脱しましたが、今度はヘルナンデスのチームメートも抜きにきて、ポジションを落としました。それから追い上げたのですが、フロントのフィーリングがあまりよくなく、なかなか追い越せませんでした。最終的に(アンドレア)ドヴィツィオーゾと(アンドレア)イアンノーネのドゥカティ勢に追いつきました。ドゥカティはストレートが速いのため、抜くのは難しかったのですが、なんとかドヴィツィオーゾを抜けました。今週は金曜日の転倒で左足を痛め、体調は完ぺきではありませんでしたが、5位でチェッカーを受けることができました」

■ヤマハ発動機 公式サイト
http://www.yamaha-motor.co.jp
■ホンダ 公式サイト
http://www.honda.co.jp