【レポート】ホンダの「S660」は中高年層に人気ということが判明
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ホンダのオープン・スポーツカータイプ軽自動車「S660」は、今のところ成功を収めている(ただし、日本国内のニッチなスポーツカー市場においてのヒット商品という意味だが)。だが、どうやらホンダが予想していた顧客とは異なる年齢層に人気となっているようだ。

S660は、2013年の東京モーターショーコンセプトカーとして発表され、2015年3月に市販化された。このコンバーチブル型の軽自動車は、ホンダ初の普通乗用車である「S500」や、その系譜を受け継ぐ「S2000」、そしてミドシップ・オープンの軽自動車「ビート」に敬意を評したモデルだ。小さな660cc直列3気筒ターボ・エンジンをミドシップに搭載し後輪を駆動する。歴代モデルへのオマージュでありながら、完全にモダンなデザインを纏っており、その低価格も相まって若年層の興味を惹くと期待されていた。今年生産予定だった8,600台はすでに完売しているのだが、意外なことに購入者の80%は40代以上で、その大半が2台目のクルマとして買い求めたようだ。

だが、実はこの展開は例外的なことではない。米金融サービス『ブルームバーグ』が指摘するところによると、日本における40歳以下の運転免許保有者数は過去13年間で46%も低下しているという。かなり衝撃的なこの数字からは、S660のような若者を対象としたクルマの市場の縮小が読み取れる。ホンダはS660の来年分の受注を10月に開始する見込みだが、日本における若者のドライバー数を考えれば、今後も顧客の年齢層はそれほど若返らないだろう。


By: Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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