6月にご紹介してご好評をいただいた"ぶつからない車"ランキングだが、新たに好成績のクルマが続々登場したので、8月版として最新の情報をご紹介しよう。

ちなみに、"ぶつからない車"とは、衝突することをあらかじめ防止してくれる機能を備えたクルマのことを指している。

国土交通省と(独)自動車事故対策機構は、衝突が避けられない場合に自動でブレーキをかける技術など先進安全技術を搭載した自動車の安全性能について様々な試験を行い、「予防安全性能アセスメント」として、評価を行っている。

この評価を公表することで、安全な先進安全技術を搭載した自動車の利用を促進し交通事故を減らし、同時にそれぞれの自動車の評価をして比較することで自動車メーカーに安全な自動車の開発を促しているのだ。

なお、評価点については、被害軽減ブレーキ32点満点、はみ出し警報8点満点に加え、2015年からは、後方視界情報6点の全46点満点にて評価している。
まずは、前回ご紹介したとおり、トヨタカローラ アクシオ」が、単眼カメラ&レーザーレーダーを搭載したモデルで満点(46/46点)を獲得している。

安全性能が高いということが、高級車だけのものではないという点が、うれしい。追突しないクルマがたくさん走れば、追突されるリスクも自ずと減っていくので、販売台数が多いクルマに設定されるのは、事故件数低減効果も高いだろう。

なお、ハイブリッドGグレードの場合、被害低減ブレーキ、はみ出し警報が標準装備、後方視界情報機能のみオプションとなっている。
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同じトヨタ車では、発売されたばかりの「シエンタ」が満点を獲得した。

小さなボディに7人の命を預かるクルマだけに、ぶつからない安全機能は頼もしい限りだ。

ただし、安全装備はすべてオプション扱いとなっているので、購入の際は、オプションの選択を忘れずにして欲しい。

スバルレヴォーグ」は、4月21日に行われた年次改良によって、スバル国内初採用となる先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」が新たにオプション設定された。

今回の改良で国内初採用された「アドバンスドセイフティパッケージ」では、先進安全運転支援機能「アイサイト」だけではこれまで出来なかった、後方や側方まで検知・確認する機能が追加され、さらなる総合安全性能の強化が行われたため、今回の満点を獲得した。

なお、後方視界情報を検出するために、ディーラーオプションのリアビューカメラを装着する必要がある。

同じく、スバルからは、「レガシィアウトバック」も満点を獲得した。こちらも、後方視界情報を検出するために、ディーラーオプションのリアビューカメラを装着したモデルで試験を行っている。

レガシィアウトバック同様、レヴォーグにもアイサイトVer.3が搭載されている。アイサイトVer.3は、「インプレッサ」系などにも装着されているので、新たに試験が行われれば、満点を獲得する可能性も大きい。

今回は、4車種が満点となり、同率で1位となっている。ただし、他の車種でも試験項目として追加になった後方視界情報の項目の試験を受けていない満点車両もあるので、満点の車両は今後も続々と出てくることが想定される。

安全性能の追及には終わりはないので2016年に向けて、国土交通省によって新たなハードルが設定され、最終的には自動車事故撲滅へ改善されていくことを望みたい。

また、今回ランキング上位に入らなかったメーカーの車両にも、より安全を追及した装備が選べるようになることも期待したい。

トヨタ自動車 公式サイト
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スバル 公式サイト
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