MotoGP 2015 Indianapolis
第10戦インディアナポリスGPは、今季5度目のポールポジションからスタートを切ったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、ホルヘ・ロレンソ(Movistar Yamaha MotoGP)との激戦を制し、今季3勝目を挙げた。M・マルケスの勝利でホンダは、通算勝利数を700勝とした。現在ヤマハで走るV・ロッシが、2001年4月に行われた第1戦日本GPにおいてHONDA NSR500を駆り500勝目を達成している。

MotoGP 2015 Indianapolis MotoGP 2015 Indianapolis
ホールショットは、予選3番手のロレンソ。そのロレンソをピタリとマークしたマルケスは「想定していたよりもペースが速かったので、引き離せないと思いました。そのため終盤にスパートすることにしました」と作戦を変更。

MotoGP 2015 Indianapolis
ラスト3周第1コーナー進入で仕掛けたマルケスが先行。その後、ロレンソも逆転を試みたが、マルケスはそこからペースアップ。ロレンソは、2位でのチェッカーとなった。トップとの差は0.688秒。
インディアナポリスGPでは、Moto2時代に2連覇、MotoGPクラスでは3連覇を達成し、5年連続の優勝となった。

MotoGP 2015 Indianapolis MotoGP 2015 Indianapolis
チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、予選8番手からスタートしたバレンティーノ・ロッシ(Movistar Yamaha MotoGP)と3番手争いを繰り広げた。オープニングラップで3番手につけたペドロサは、レース中盤の18周目にオーバーランを喫してロッシの先行を許し、その後、ラスト2周で抜き返し、再び3番手に浮上したが、最終ラップに逆転され4位。

MotoGP 2015 Indianapolis
ロッシは、結果的にトップ争いからは離されたが、表彰台の最後のスポットをコンマ1秒差で死守。トップとの差は5.966秒。

Related Gallery:MotoGP 2015 Indianapolis

MotoGP 2015 Indianapolis MotoGP 2015 Indianapolis
Repsol Honda Team M・マルケス選手談 (優勝)
「レースはとてもうまくいきましたが、限界の走りを強いられました。ホルヘ(ロレンソ)は、決勝に向けて大きく前進したようで、ペースが上がりました。正直、1分32秒台でこれほど周回するとは思っていませんでした。レース終盤になっても、1分32秒6までタイムを上げていましたし、本当に速かったです。そのため、ラスト3周でアタックする作戦に切り替えました。このサーキットでは理想的な作戦だったと思います。また、今日の優勝がホンダの700勝目となり、すばらしい記録を打ち立てたことを誇りに思います。すべてのチームにとって特別な瞬間でした。今日の優勝は、ホンダに関わるすべての人に捧げたいです」

MotoGP 2015 Indianapolis MotoGP 2015 Indianapolis
Movistar Yamaha MotoGP J・ロレンソ選手談(2位)
「もっと落ちていたかもしれないし、もっと上がっていたかもしれない。MotoGPには世界のベスト・ライダーた ちが集まっているのだから、そのなかの2位という結果はとても素晴らしいものなんだ。ましてや優勝を賭けて、こ んなに何周にもわたってトップを争うということは決して簡単なことではないよ。僕はスタート後のすべてのコー ナーで懸命にプッシュ。そのときにもしかしたら、2位をキープしていたマルクよりもたくさんのエネルギーを使ってしまったのかもしれない。終盤になって彼が仕掛けてきたとき、僕にはもう力が残っていなくて、抜き返すだけ のパワーが出なかったんだ。その結果、バレンティーノに対して4ポイントのプラス、マルクに対しては5ポイント のマイナスになったというわけ。でもこの結果を喜ぶべきだと思っているよ。昨日までの苦労と、今朝の転倒を考 えれば、決勝結果にはとても満足している。そして、次がまた楽しみになった」

MotoGP 2015 Indianapolis MotoGP 2015 Indianapolis
Movistar Yamaha MotoGP V・ロッシ選手談(3位)
「一時はホルヘがトップ、僕が4位という状況だった。もしもそのままだとしたら、僕は12ポイントを失ってしまうはずだったんだ。だからマックスの力で挑み続けなければならなかった。この3位は僕にとって、とても重要で意 味のあるものだからね。そのために全力を賭けて戦ったけれど、ここのコース、気温、湿度、どれをとっても非常 に厳しい状況を強いられた。でも最終的にはこのような好成績を得ることができたし、レース展開もペースも良 かったから今はとてもハッピーだよ。つまり問題は予選なんだ。プラクティスで悩み、セッティングを仕上げるま でに時間がかかり過ぎてしまった。3列目からのスタートでは、どうしても難しいよ。スタートはうまくいって序盤 からペースを上げることができたので、もしも2列目からだったとしたら、マルクやホルヘに最後までついて行くこ とができただろう。次のブルノから、この問題点に真剣に取り組まなければならない」

MotoGP 2015 Indianapolis MotoGP 2015 Indianapolis
Repsol Honda Team D・ペドロサ選手談 (4位)
「ハードなレースでした。最後まで体力勝負になりました。グリップが難しく、マシンとの格闘が続きました。それにしても、バレンティーノ(ロッシ)の走りには驚きました。マルクやホルヘに比べて自分のペースが少し遅いのは分かっていましたが、予選のあとはかなり近づいたと思っていました。しかし、バレンティーノがさらに大きく前進したので、彼と表彰台争いをしなければなりませんでした。最終ラップの2コーナーでパスされたあと、抜き返すことができませんでした。今日のレースで、ホンダが記念すべき700勝目を達成し、とてもうれしいです。このような記念すべきレースに参戦できて誇りに思います」

■ホンダ 公式サイト
http://www.honda.co.jp

■ヤマハ発動機 公式サイト
http://www.yamaha-motor.co.jp