【レポート】ロータス、2020年に登場する次期型「エリーゼ」で米国の安全基準をクリア
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米国在住の方で、新しいロータス「エリーゼ」を入手したいと思っている人に、いいニュースと悪いニュースがある。まず、いいニュースは、ロータスエリーゼを米国市場に復活させるということ。そして悪いニュースは、それを2020年まで待たなければいけないという事実だ。

ロータスが初めてエリーゼを発売したのは1996年、当時ブガッティも所有していた実業家のロマーノ・アルティオーリが同社のオーナーだった時代だ。その後、2001年に現行モデルとなる通称「エリーゼ2」(シリーズ2)が世に出て、それが2004年に初めて米国市場に輸入される。しかし2011年になると、ロータスは「エキシージ」と共にエリーゼを同市場から撤退させざるを得なくなった。米国の安全基準をクリアしないまま、適用除外とされていた期限を失効したからだ。

より大型の「エヴォーラ」も同じ状況に直面したのだが、2015年のジュネーブ・モーターショーで発表された新しい「エヴォーラ400」では各部に改良が施され、米国の規定に合致することができた。しかし、ロータスのジャン-マルク・ゲールズCEOが自動車ニュースサイト『Automotive News』に語ったところによると、同様の対応をエリーゼに適用することは不可能だという。「"スマートエアバッグ"(乗員の体の大きさやポジションを検知して2段階に爆発するもの)を装着しなければならず、さらにサイドにもエアバッグが必要となる。フロントのクラッシャブル構造も全て変更しなければならないし、そうなれば重量が100kgは増加してしまう」と同氏は説明している。

エリーゼの現行モデルに手を加えることはできないものの、次世代モデルは米国の基準に見合うように設計されるという。新型モデルの登場は2020年まで待たなければならないが、ロータスはそれまでの間、エリーゼやエキシージから派生したごく少量のサーキット専用モデルを、米国では販売し続けることになる。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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