【レポート】アウディ幹部、「R8」にターボ付きエンジンが搭載されるという噂を否定
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火のないところに煙が立つこともあるらしい。この数ヶ月の間、アウディが「R8」の最新モデルにダウンサイズしたターボチャージャー付きエンジンを搭載するのではないかという噂が囁かれて来たが、こうした憶測は、同社の最高幹部によってきっぱりと否定された。

オーストラリアの自動車情報サイト『Car Advice』が伝えるところによるとアウディのV6、V8、V10エンジン開発責任者を務めるユルゲン・ケーニヒステット氏は、「現在搭載しているエンジンの能力を考えれば、現時点でターボチャージャーの必要性は感じない」と語ったという。同氏はさらに、自然吸気エンジンの方が音は良く、スロットルの鋭いレスポンスも期待できるとして、「ターボエンジンにはそれほど意欲が湧かない」とも語っている。

R8にターボチャージャーを採用する件について、実際に幹部レベルで検討したことはケーニヒステット氏も認めているが、今回は搭載するという結論には至らなかった模様。同氏は「どうしてもターボ・エンジンが欲しいという声が高まれば、その時は考える」とコメントした。

新型R8に搭載される5.2リッターV10エンジンには、2種類のチューニングが用意され、ベースモデルの「R8 V10」は最高出力540ps、上級グレードの「R8 V10プラス」は610psをそれぞれ発揮する。これまで根強かった噂は、ダウンサイズしたターボエンジンが、R8の最下位グレードに採用されるのではないかというものだった。ツインターボV6エンジンの可能性を示唆するレポートや、電動ターボ付き2.5リッター直列5気筒エンジンを候補の1つだとする話もあった。中国のように大排気量車に高額な税金が課せられる市場に向け、少しでも税金を安くするための対策として、エントリー・モデルが追加されるだろうと見られていたのだ。今回の発言で一応の決着はついたように思われるが、果たして今後の展開はどうなるだろうか。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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