2015年上半期、フォルクスワーゲンがトヨタを抜いて販売台数世界一に
フォルクスワーゲン・グループが、2015年上半期の販売台数で、トヨタを抑えトップの座を獲得した。主要マーケットであるロシア中国における懸念事項はあるものの、同社の今年上半期の販売台数は504万台で、トヨタの502万台をわずかながら2万台上回り、世界一に躍り出た。上半期を制覇したことでドイツ・ブランドが世界最大の自動車メーカーに一歩近づいたといえる。

とはいうものの、フォルクスワーゲンが下期もトップを守り続けることができるかについては疑問だ。同社は中国で主要な自動車メーカーとなっているが、今後それが裏目に出ることになるかも知れない。中国の自動車需要は下期には弱まると予想され、世界中の企業にマイナス影響が出るとみられている。これに対応するべくフォルクスワーゲンは、傘下にある計12ブランドの大幅な調整に取り組んでいると言われている。

フォルクスワーゲンの勝因の一つには、トヨタの販売が世界的に低迷していることが挙げられる。前年度のトヨタは、利益を伸ばしたものの、実際の販売台数は減少。その時点で同社は、今期の販売台数が890万台へと落ち込むと予想していた。トヨタは、新興市場での成長、そして国内における軽自動車増税の影響に苦戦していると、『ロイター』は伝えている

2014年はトヨタが1,023万台を販売して世界一の座を死守し、2位のフォルクスワーゲンが1,014万台、3位のゼネラルモーターズが992万台と続いた。フォルクスワーゲン、トヨタ両社ともに1,000万台を超えたのは昨年が初めてだった。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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