【レポート】ホンダ「NSX」の小型バージョンの計画が前進
最近話題になっている"ベイビーNSX"は、2008年の世界的な金融危機以前からホンダが構想していたと言われている。同社が「スモールNSX」と呼ぶこのモデルは、エキゾチックな新型NSXを「そのまま小型化したバージョン」で、ミドシップのエンジン・レイアウトや、SPORT HYBRID SH-AWD(スポーツ・ハイブリッド・スーパー・ハンドリング・オール・ホイール・ドライブ)も受け継ぎ、価格は、5万から6万ドル(約620万から745万円)なると報道されている。先日、NSXにインスパイアされたホンダのスポーツカーとみられるイメージ画像(上の画像)が特許申請されていたことが明らかになり、これが製品化される確証とはならないものの、構想から7年以上かけて計画は前進の兆しを見せているようだ。

オーストラリアの自動車メディア『Motoring』では、スモールNSXはホンダ・ブランドのミドエンジン・スポーツカー3台で中間に位置するモデルになると報じている。3台のトップはもちろん新型NSXで、一番下は日本で販売されている「S660」の排気量とボディを拡大した輸出仕様モデル「S1000」になるという。

スモールNSXは、2009年に生産終了したホンダ「S2000」の"革新的な後継車"となり、新型「シビック TYPE R」と、現行よりスポーティに再解釈される「CR-Z」の後継モデルは、長らく忘れられていたハンドリングに特化したマシンとして、モデル・ラインアップの中では別の価格帯に置かれるだろう。

『Motoring』に情報提供した人物によると、スモールNSXのエクステリア・デザインは「あらゆる面で完成されている」とのことだ。欧州仕様のシビック TYPE Rと同じく、最高出力310psの2.0リッター直列4気筒直噴VTECターボを搭載するという根強い噂もある、さらに後輪の駆動を助ける電気モーターが後部に1つ、そして前輪を駆動する電気モーターがフロントアクスルに2つ搭載され、最高出力は約400psになると予測される。これに9速デュアルクラッチ・トランスミッションが組み合わせられる。アルミニウム製フレームやコンポーネント、カーボンファイバー製パーツが車重の増加を抑え、市販モデルの段階では1,400kg以下に抑えることを目標にしているという。価格的なライバルはポルシェ「ケイマン」辺りがターゲットになるだろう。2018年の北米国際自動車ショーで発表され、製造はホンダがオハイオ州メアリーズビルで操業しているパフォーマンス・マニュファクチャリング・センターで2018年後半に開始されるようだ。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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