【レポート】ダイムラー、自律走行セミトラックのテスト走行をまもなくドイツの公道で実施
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自律走行車が実際に活躍する日が少しずつ近づいていると、日々強く感じられるようになって来ている。ごく近い話では、ドイツの公道でダイムラーが半自律走行の大型トラックのテストを行うことになっており、早ければ約2年後にこの技術を市販車に適用できるようになるという。

ロイター通信によると、ダイムラーのトラック&バス部門総責任者ウォルフガング・ベルンハルト博士は、独フランクフルト新聞(日曜版)『Frankfurter Allgemeine Sonntagszeitung』の取材に対し、「数週間のうちに、高速道路を使ったテスト走行の認可がドイツ当局から得られる見通しだ。認可が得られればすぐにでもテストを始める」と語ったという。テストは、同社が本社を構える独バーデン=ヴュルテンベルク州(州都はシュツットガルト)でキックオフとなりそうだ。

実はダイムラーは、既に大型トラックへの自律走行技術の適用を行っている。今年5月初旬には同社の「フライトライナー・インスピレーション・トラック」(上の映像)が米ネバダ州で、商用トラックとして初めて自律走行の公道走行を認められた。このトラックには、高速道路での自律走行を実現させるためのカメラやレーダーなど数多くのモニタリング・システムが搭載されている。

自律走行車が公道に出る日が近づく一方で、こうした技術が導入されていく産業界においては深刻な打撃が予測されている。トラック運送業は米国ではトップを争うほど雇用を多く生み出す業界だが、ある研究によれば、こうした雇用の機会は将来消えゆく可能性があるという。いくつかの研究では、この先20年で米国人労働者が従事する47%の仕事が機械に取って代わられるとの予測が立てられているそうだ。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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