MotoGPワールド・チャンピオンに2度輝き、2012年にトップ・ライダーのままでシリーズを引退した2輪レーサー、ケーシー・ストーナー選手が素晴らしい才能の持ち主であることは疑う余地がない。しかしサーキットでは、どんなに優れた選手でも、限界まで攻めた走りをしている時にクラッシュしてしまう可能性がゼロではないことも、残念ながら事実だ。「2015 FIM 世界耐久選手権シリーズ第2戦"コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第38回大会」(決勝7月26日)に参戦したストーナー選手も例外ではなく、マシンの不具合によって目を覆いたくなるようなクラッシュに見舞われる結果となってしまった。

ビデオを見れば分かるように、ストーナー選手は高速でコースから外れると激しく転倒し、マシンは彼のすぐ横を転がっていった。幸運なことに命に別状はなかったが、しばらくの間はバイクに乗ることが難しいだろう。ストーナー選手は、今回のクラッシュの原因がスロットルのスタックによるものだということをツイッターで簡潔に説明している。そして、腕を三角巾で吊り、脚にギプスをはめた姿で、落胆の表情で撮られた写真を公開した。

それでも、クラッシュ時のスピードをビデオで確認すれば、ストーナー選手がより深刻な重傷を負っていてもおかしくなかったと言えるだろう。同選手の順調な回復と、彼の愛するバイクに再び乗れる日が早く来ることを祈りたい。ストーナー選手の走りを見ることは、モータースポーツにおける匠の技を目の当たりにする絶好の機会だ。再びその日が来るのを楽しみに待とう。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】オートバイの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!