ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ)は、エレクトリックコミューターの第4弾モデルとなる、「E-Vino(イービーノ)」(原付一種)を8月20日より発売すると発表した。

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「E-Vino」は、レトロポップなスタイルで人気の原付1種スクーター「Vino」をベースに、EVならではの滑らかな走りを活かし"楽しい乗りもの"を提供するヤマハの技術思想"Smart Power"に基づいて開発した製品とのこと。
「Vino」のお洒落なスタイリングはそのままに、高度なモーター出力制御によるスムーズな加速感や極低速での優れた実用トルク、着脱式バッテリーによる容易な充電、短い充電時間などが特徴で、近距離移動に適しているという。
本製品の製造はヤマハモーター台湾で行い、国内の年間販売計画は1,500台。
カラーリングは、ビビッドイエローイッシュレッドメタリック1(オレンジ/ホワイト)とホワイトメタリック1(ホワイト)の2タイプとなる。

■製品化にあたって(ヤマハ発表原文)
当社が2002年に量産初の電動二輪車「Passol(パッソル)」を発売して以降、環境保全機運の高まりを背景に新規参入モデルもあり、今日国内での電動二輪車需要は年間約6,000台(2014年当社推定)と、暮らしを支えるパートナーとして注目されています。
今回の「E-Vino」は、都市部に生活拠点があり、例えば駅までの移動や買い物など半径5km圏内を用途とする女性層とアダルト層、およびガソリン補給を煩わしく感じる方々をターゲットに開発しました。また、現行「Vino」同様、カジュアル志向の10~20代前半の女性層に似合うボディカラーを設定しました。


■主な特徴
1)高エネルギー密度のリチウムイオンバッテリー
50Vの高エネルギー密度・リチウムイオンバッテリーを搭載。
低速域での出力向上に対応させ、ショートレンジ移動で求められる走行距離を確保、満充電での走行距離は29km(30km/h定地)。
シート下は約10ℓの収納スペースがあり、予備バッテリーも収納可(予備バッテリー搭載は、専用のオプションパーツが必要)。このバッテリーは着脱式で家庭用100V電源(2極プラグ)から充電可能で充電時間は約3時間。

2)2種から選べる走行モード、登坂発進などで役立つ「ブースト」機能を装備
走行条件に応じてモーターの駆動力を「標準」「パワー」にモード切り替えが可能。
また登り坂などで一時的により登坂性を求めるときに役立つ「ブースト」機能を備えた。右ハンドルスイッチのボタンを押すと30秒間作動し、急坂での発進などに対応する。

3)デジタル液晶の多機能メーター
デジタル表⽰の液晶スピードメーターを採⽤。
液晶⾯では、速度、バッテリー残量、⾛⾏モード、オド・トリップ等を表⽰する。
盤⾯下には、⾛⾏モード・項⽬切り替え(トリップ/オド/5〜100%表⽰バッテリー残量表⽰)などのスイッチを設けた親切設計。
また、ホワイト盤⾯にオレンジのポイントカラーを配し、ポップさを表現したという。

4)快適な乗り心地を支える軽量ボディ
⾞両重量は68kgと⼀般的なスクーターより軽く、優れた取り回し性を備えているとのこと。
ゆったりしたライディングポジションや広々としたフットボード、クッション性の良いサスペンションなどは、現行の「Vino」と同じ仕様で、快適な乗り⼼地を⽀えている。

5)ロスが少なく極低速でのトルクに優れたDCモーター
動力源は、3相ブラシレスDCモーターで、ロスの少ないギア駆動方式としてEVならではの滑らかな乗り心地と動力性能、静粛性を備えているという。
モーターの出力制御は、バッテリー状況や走行状況などを反映するコントローラーの統合制御となっている。

6)カラーリング、デザインの特徴
ボディには「e」マークを右レッグシールドにアシンメトリーでおき、サイドカバーにも「e」マークをあしらい、おしゃれ感を表現したという。
フラッシャーボディは、車体⾊とバランスするホワイトとしてクールな印象を強調。リアサスペンションとホイールは、車体⾊にあわせホワイトとした。特にリアのホワイトスプリングは、吸気・排気系装置がない「E-Vino」のシンプルなリアまわりからクリーンイメージを印象づけると同時に、ワンポイントのアクセントとなっているという。


■主要仕様諸元


■フィーチャーマップ


消費税込み価格:23万6,520円

ヤマハ 公式サイト
http://www.yamaha-motor.co.jp/


E-Vino 公式サイト
http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/ev/