落札予想価格は数億円から数十億円!? 3台の希少なフェラーリがオークションに
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希少価値の高いクラシックカーがどれだけ多く売りに出されても、そのオークションで最も高い値をつけるのはフェラーリのヴィンテージ・モデルと決まっている。特に今年のペブルビーチはその良い例になるだろう。8月に開催される米大手オークション会社グッディング&カンパニー社主催のオークションでは、予想落札価格が数百万ドルにもなるフェラーリが3台も出品される予定だ。

今回のオークションに出品されるクラシックカーの中で、最も魅力的かつ最も高い値をつけるのは間違いなく、名作映画『フェリスはある朝突然に』に登場したクルマと同じ、人気が高いヘッドライトカバーの付いた、1961年型のフェラーリ「250GT SWB カリフォルニア・スパイダー」だろう。ヘッドライトカバー付きの仕様は僅か37台しか生産されていない。このシャシーナンバー「3095 GT」はその1台だ。歴代オーナーによる書類や、各種機関が発行した然るべき認定書などは全て付属しているが、フルレストアされたことはないという。コンクールでの受賞歴もないため、クルマを仕上げて、世界中のエンスージァストの前でお披露目するのは、新しいオーナーのみに許された特権ということになる。また、この個体が米国で公に売りに出されるのは、これが初めてのことだそうだ。グッディング&カンパニー社は、同車の落札予想価格を1,600万ドル~1,800万ドル(約20億円〜22億円)としており、これは、米コレクター情報メディア『Sports Car Market』 のデータベースに記載されている、どのフェラーリ250の落札価格よりも高い。



もう1台は、最高速度240km/hを誇り、当時最も速い公道用スポーツカーと言われた、1957年型のフェラーリ「410スーパーアメリカ」。メタリック・グレーのボディに、コントラストを効かせたダーク・レッドのルーフや赤いレザーのインテリアが印象的なこの「シリーズⅡ」のクーペは、イラン最後の皇帝である故モハンマド・レザー・パフラヴィーが購入したもの。皇帝が離婚する際、絶世の美女として有名なその妻であるソラヤー王妃(ソラヤー・エスファンディヤーリー・バフティヤーリー)に贈られたという。70年代に米国へ渡り、1978年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスでは「ファースト・イン・クラス」を受賞している。予想落札価格は500万ドル~600万ドル(約6億2,000万円〜7億4,000万円)で、売り上げは奨学金として寄付される予定だ。もし予想通りの価格が付いた場合、これまでのどのスーパーアメリカの記録をも上回ることになる。



そして最後にご紹介する1965年型のフェラーリ「500スーパーファスト」は、アガ・カーン一族の王子、故サドルディン・アガ・カーンが最初のオーナーという、410スーパーアメリカと同様に高貴な由来を持つ1台だ。見事なダークブルーのボディに、レッドのコノリー・レザーを組み合わせて美しくレストアされた、このシャシーナンバー「6049 SA」は、これまでのスーパーファストのどの落札価格よりも100万ドル以上高い、300万ドル~340万ドル(約3億7,000万円〜4億2,000万円)の値が付くと予想されている。

3台のヴィンテージ・フェラーリや他の出品車両に興味のある方は、公式サイトをご覧いただきい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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