北米マツダのチーフデザイナー、
北米マツダのチーフ・デザイナー、デレク・ジェンキンス氏が関わった新型「MX-5 ミアータ」が北米市場に登場したのはつい最近のことだが、その彼が既にマツダを去ったというニュースが飛び込んできた。自動車情報サイト『Jalopnik』によると、同氏はビジネス特化型SNS「LinkedIn」のプロフィールで、現在の職務内容を「Stealth Project(ステルス・プロジェクト:機密プロジェクトの意味)」と書き換えているという。Jalopnikがマツダに問い合わせたところ、以下のような回答が得られたというので、どうやらこれは本当の話のようだ。

デレクは先週金曜にマツダを退職しました。新たなプロジェクトに取り組むための円満退社です。我々は彼の仕事が上手くいくよう祈っています。彼がマツダを去ったことは残念ですが、自身のキャリアにおける次のステップとして、偉大な功績をあげることでしょう。

"先週金曜"というのは7月17日のこと。ジェンキンス氏の新たな職務が"機密"ということもあり、彼が何を始めるのかという質問への回答は公式には得られなかった。

自動車メーカーには機密がつきものだが、歴史ある自動車メーカーならば通常、有名なデザイナーを採用したとなれば大きく話題にするものだ。特にジェンキンス氏の職歴を考えればなおのこと。まるで近未来ミリタリーアクションゲーム『ゴーストリコン』の特殊部隊のように、全ての情報を集めて要員をそろえている彼の新たな雇用主とは一体誰なのか。この夏に相応しいミステリーのようだが、米カリフォルニア州クパチーノに本社を構える、果物の名前がついたあの企業だという可能性は高い。仮にそうだとすれば、テスラモーターズへ移ったフランツ・フォン・ホルツハウゼン氏に続き、ジェンキンス氏は、北米マツダを去って電気自動車に注力していく2人目のチーフ・デザイナーということになるだろう。

とはいえ、アップルの「Titan(タイタン)」と呼ばれる電気自動車(EV)の開発プロジェクトのために雇われた社員については様々なニュースが報じられているので、ジェンキンス氏のプロジェクトは自動車関係ではないということも考えられる。今後も展開を見ながら推測することにしよう。これから彼が何をすることになるのか、ズーム・ズームと突き進む北米マツダの次のチーフ・デザイナーには誰が選出されるのか、楽しみに見守ろうではないか。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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