ストックホルムなど欧州の200以上の都市で、市内中心部にクルマの乗り入れを一日禁止
自動車が我々の生活に浸透して、かなりの長い年月が経つ。ほとんどどこへでも連れていってくれるクルマは不可欠な存在となり、クルマなしの生活なんて考えられないという人もいるだろう。そんな現代において、もう一度その必要性も含めて自動車という存在を見直してみようと、今年の秋にはヨーロッパの200ヵ所以上の都市で、市内中心部へのクルマの乗り入れを禁止する「カーフリーデー」が実施される。

その中でも最大の都市は、環境先進国スウェーデンのストックホルムだ。同市では9月19日、市内中心部と旧市街の道路、さらに一部の橋でクルマの乗り入れが禁止となる。だが、これまでにもストックホルムは数多くの環境対策を実施しており、これが目新しい大きな変化という訳ではない。既にスウェーデンでは、クルマの運転を減らして徒歩や公共交通機関で移動する人が増えていて、とりわけストックホルムはヨーロッパで最もクリーンな都市の1つに数えられている。24時間運行のバスは、ほぼ全ての車両が再生可能エネルギーを導入済み。スウェーデンは大気汚染の少なさでも定評があり、 「ヨーロピアン・グリーン・キャピタル・アワード2010」を受賞している。「乗り入れを一日禁止することにより、自動車の通行量が少ない我々の街がいかに美しく見えるかを考える機会を提供したい。これがきっかけとなって、ストックホルム市民がクルマの代わりとなる別の移動手段を選択してくれれば」と、ストックホルムの交通部門トップ、ダニエル・ヘルデン氏はヨーロッパのニュースメディア『The Local』に語った

「カーフリーデー」は、より持続可能な都市を推進するプロジェクト「ヨーロッパ・モビリティ・ウィーク」の一環で、ポルトガルのリスボン、ハンガリーのブダペストなど200以上のヨーロッパの各都市でも特定の区域でクルマの1日乗り入れ禁止を行う。



By Erin Marquis
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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