【レポート】2016年発売の次期型アウディ「TT RS」、MTは廃止へ
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我々は2012年型アウディ「TT RS」試乗記で「米国仕様の2012年型TT RSは、マニュアル・トランスミッションのみの設定となることはお伝え済みだっただろうか?」と書いた。しかし、来年登場する見込みの次期型TT RSについてのレビュー記事では、「マニュアル・トランスミッションの設定がないことはお伝え済みだっただろうか?」と書かなければならないだろう。

米国の自動車雑誌『Car and Driver』はこのパワフルで小さなクーペについて、次期型では、欧州向け「RS3 スポーツバック」が搭載するものと同じ7速デュアルクラッチ・トランスミッションのみになると伝えている。欧州や日本向けの先代モデルでは、マニュアルの他にアウディが「Sトロニック」と呼ぶデュアルクラッチ式トランスミッションが設定されていたが、米国仕様のギアユニットは、手動でギアを切り替える必要があった。アウディのMTは素晴らしいので、もし逆にSトロニックのみだったら、その方が不満を感じたに違いない。前述の試乗記では、「シフトストロークが短く、ギアの動きが正確で素晴らしい。このトランスミッションは、メカニカルな芸術品」だと評価した。

良いニュースもある。次期型TTRSが搭載するフォルクスワーゲンの「DQ500」型デュアルクラッチ式トランスミッションは、よりシフトが速く、洗練され、信頼性も高くなっているそうだ。さらに、2.5リッター5気筒ターボ・エンジンの改良により、最高出力は360hpから"400hp程度"までアップするという。先代モデルが米国へ投入された時は、Facebookで署名キャンペーンが行われ、ひと月で1万1,000以上もの票を集めたことから、見事その実現を果たしたが、今回は2017年モデルとして、欧州に発売された翌年に米国へ導入される可能性があるという。まずは今年9月に開催されるフランクフルト・モーターショーで、実車が公開されるのを楽しみに待とう。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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