【レポート】ジャン・アレジ、スピード違反で捕まる
レーシングドライバーの引退後はきっと大変なのだろう。より速く走れるように人生を懸けてトレーニングをしてきたのに、キャリアが終われば、一般の人と同じ速度制限の中でクルマを走らせなければいけないのだから。少なくとも、元F1ドライバーのジャン・アレジは苦労しているようだ。というのも、ドイツでクルマを運転中に、制限速度を60km/hオーバーするスピード違反をして捕まってしまったそうである。

ドイツといえば、速度制限のないアウトバーンが存在することで有名だ。スピード違反で捕まるには何ともふさわしくない場所に思える。しかし、アレジ氏が捕まった道路には速度制限があったらしい。

アレジ氏がスイスの新聞『Brick』紙に語ったところによると、彼は息子のジュリア―ノ選手が出場するフォーミュラ・ルノーのテストセッションを見にいくため、フランス南東部のアビニョンからニュルブルクリンクに向かっている途中で、警察に止められたという。そのとき彼は所有するメルセデスを運転し、制限速度80km/hの道路を140km/hで走行していたそうだ。

「警官はとても親切で、我々はレースの話をして別れた。でも罰金として1,000ユーロ(約13万5,000円)以上も取られたよ。しかも、今後2ヶ月間はドイツで運転を禁止される可能性がある」とアレジ氏は語っている。ちなみに12年前には、フランスの130km/h制限の高速道路を181km/hで走行して捕まったこともあるという。

ジャン・アレジ氏についてあまり詳しくない方もいるかも知れないが、彼は1989~2001年にかけてF1グリッドの常連ドライバーであり、ティレル(現メルセデスの前身)やフェラーリ、ベネトン(ルノーが買収)、ザウバーなどのチームで活躍した。F1での優勝は1995年カナダGPの1度だけだが、それ以外にも多くのレースで人々の記憶に残る素晴らしいレースを見せてくれた。F1のシートを降りた後は、ドイツ・ツーリングカー選手権や、中東を中心に開催されたストックカーのスピードカー・シリーズへ参戦したり、ロータスやピレリのアンバサダーを務めたりしている。

息子のジュリアーノは今シーズンのフランスF4で現在4位につけており、Lédenonサーキットで行われた初戦では、ポール・ポジションから優勝した。ちなみに、母親は女優の後藤久美子だ。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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