BMWは、米カリフォルニア州モントレーのペブルビーチにおいて8月10日から開催されるヒストリックカーの祭典、モントレー・カーウィークで、1台ではなく何と2台の新コンセプトカーを披露すると発表した。今回の発表と共に1枚だけ公開されたティーザー画像には、かなりレーシーなステアリング・ホイールが描かれており、少なくとも1台はパフォーマンスを重視したモデルであることが予想される。また、特徴的な赤と青のステッチがステアリングに入っていることや、高性能車の開発を担当しているBMW M社の研究開発責任者が発表会の出席者として名前を連ねていることも、このクルマの特質を暗示している。ステアリングに搭載された"Flash"や"Cool"、"PSL"と書かれたボタンも気になるところだ。

BMWは、クラシックカーのコンクールに向けてコンセプトカーを製作することで知られているが、最近ではイタリアの美しいコモ湖畔で開催されるクラシックカーの祭典、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステを10年以上にわたって支援しており、そこでコンセプトカーを発表するケースが多くなっている。近年の例をいくつか挙げるだけでも、「3.0CSL オマージュ」や「ピニンファリーナ・グランルッソクーペ」、そして「BMW ザガート・クーペ」などのコンセプトカーが同イベントで発表された。ただし、ザガート・クーペを発表した2012年には、その数ヶ月後のペブルビーチ・コンクール・デレガンスでも、続けて「BMW ザガート・ロードスター」をお披露目している。

今回のコンセプトカーのうち少なくとも1台は、BMWの傘下にあるMINIロールス・ロイスBMW Motorradのモデルではないかという想像も浮かぶが、プレスリリース(英語)によると、2台とも"コンセプトカー"とあり(バイクではない)、どうやらBMWブランド(グループ内の他のブランドではなく)から発表されるようだ。また、これらのコンセプトカーは、特定の市販予定モデルを事前に披露する役割よりも、デザイン・スタディという目的が色濃いため、2台がお揃いのデザインで登場しても驚きではない。

カリフォルニア州を拠点とするBMWグループ・デザインワークスUSAも、少なくとも1台のプロジェクトにおいて重要な役割を果たしたようだ。さらに詳しい内容については、8月13日にペブルビーチのBMWのヴィラで行われる毎年恒例の記者会見を待つしかない。2台のコンセプトカーは、メインとなるペブルビーチ・コンクール・デレガンスの他にも、ザ・クエイル モータースポーツ・ギャザリングや、ドイツ車のコンクールであるLegends of the Autobahn、モントレー・モータースポーツ・リユニオンなど、モントレー・カーウィークで催される複数のイベントに登場する予定だ。


By: Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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