テスラ、「モデル S」に"馬鹿げた"加速モードや90kWhバッテリーパックの新オプションを設定
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テスラは、「モデル S」を大幅にアップグレードさせる新しいオプションとして、容量アップしたバッテリーと「ルーディクラス」(Ludicrous:「馬鹿げた」の意味)と呼ばれる加速モードを発表した。これによって0-60mph(約96.6km/h)を2.8秒で加速することが可能になるという。オンライン記者会見の待機中に米ヒップホップアーティスト、リュダクリス(Ludacris)の曲が流れていたのは、このネーミングにかけた演出だったようだ。このモードはこれから発売予定の「モデル X」にも設定され、イーロン・マスクCEOの推測によれば、0-60mphを3.3秒ほどで加速できるそうだ。

マスク氏がブログで述べた詳細を要約すると、新しく開発したヒューズにより、許容電流を1,300アンペアから1,500アンペアに上げることが可能になったという。ルーディクラス モードの価格は、新車の場合は1万ドル(約124万円)だが、既に「P85D」を所有する場合は今後6カ月間、5,000ドル(約62万円)プラス工賃にて提供される。

さらにテスラは、90kWhのバッテリーパックへのアップグレードを3,000ドル(約37万円)で提供することを明らかにした。これまで一番大きな容量は85kWhだった。マスク氏は、この新しいバッテリーパック装着時の航続距離について具体的な数字を述べてはいないが、5~6%は伸びるとしている。

マスク氏が会見で語ったところによると、このバッテリーパックの容量アップは電池化学の向上によって可能になったとのこと。今後は毎年約5%ずつ、バッテリーの容量を増やしていく予定であると、同氏はブログに書いている。

そして最後に、価格を抑えた「モデル S 70 RWD」の発売も発表された。一基のモーターによる後輪駆動で、価格は7万ドル(約870万円)からとなる。これまでベースモデルだったデュアルモーターの「モデル S 70」も販売は継続され、こちらの価格は7万5,000ドル(約932万円)から。なお、これらの価格はすべて補助金適用前のものだ。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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