キャデラック、よりコンパクトな高性能セダン「ATS-V」も日本でプレオーダーを受付開始
先ほどご紹介したキャデラックの高性能ミドルサイズ・セダン「CTS-V」と同時に、ゼネラルモーターズ・ジャパンはより小型の「ATS セダン」をベースにした「ATS-V」も同時にプレオーダーの受付を21日に開始した。

Related Gallery:Cadillac ATS-V

アメリカ車にあまり馴染みがない方にざっくりご紹介すると、CTSBMWの「5シリーズ」やメルセデス・ベンツEクラス」の対抗なら、こちらのATSは「3シリーズ」や「Cクラス」に近いサイズ。CTS-Vと同様、高級車ブランドのラグジュアリー性はそのままに、モータースポーツ部門であるキャデラック・レーシングのテクノロジーが注入されたATS-Vは、「BMW M3」「メルセデスAMG C63」をライバルとするハイパフォーマンスな4ドア・セダンだ。北米で開催されているGTカー・レース「ピレリ・ワールドチャレンジ」で5度のマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得して来たキャデラック・レーシングは、今季からこのATS-Vをベースにしたレース用マシン「ATS-V.R」で参戦を開始し、既に第8戦と第9戦で優勝している。




キャデラック Vシリーズで初めて採用されたツインターボ付き3.6リッター直噴V型6気筒DOHCエンジンは、最高出力470ps/5,850rpmと最大トルク61.5kgm/3,500rpmを発揮。パドルシフトとローンチ・コントロールを備える8速ATを介して後輪を駆動し、0-60mph(約96.6km/h)をドイツ勢のライバルたちより速い3.8秒で加速する。

全長4,700mm × 全幅1,835mm × 全高1,415mmと、CTS-Vを一回りコンパクトにしたようなボディは、ベントが開けられたカーボンファイバー製フロント・フードや開口部が拡大したグリル、ワイドなホイールを収めるために幅が拡げられたフェンダーなど、ほとんど全てのエクステリア・パネルが、ATSからの流用ではなく専用品であるという。こちらもカーボンファイバー製のフロント・スプリッター、フードベント・トリム、リア・ディフューザー、そしてより高いボディ同色リア・スポイラーなどが装着される「カーボンファイバーエアロパッケージ」がオプションで用意される。




サスペンションはCTS-Vと同様、前:マルチリンク・ダブルピボット・マクファーソン・ストラット式、後:5リンク式。レスポンスが40%も向上したという最新の磁性流体減衰力制御システム「マグネティック・ライド・コントロール」を装備する。この設定はパワートレインと合わせて、ドライバーが街乗り向けの「ツアー」からサーキットに合わせた「トラック」まで、4つのモードから選択できる。トラクションやABSを電子制御する「パフォーマンス・トラクション・マネジメント」には5つのモードが用意される。専用の18インチ・ホイールに装着されたミシュランの「パイロット・スーパー・スポーツ」タイヤは、前255/35ZR18、後275/35ZR18。4輪ともにブレンボ製ブレーキを装備する。



CTS-Vと異なり、こちらはレカロ社製パフォーマンス・シートが標準装備されるが、フォワード・コリジョン・アラート(前方衝突事前警告機能)や、レーン・キープ・アシスト(車線内走行アシスト)などの先進安全機能は「セーフティパッケージ」というオプションとなる。

消費税込み価格は、基本グレードとなる「ATS-V セダン A-Spec」が990万円。「カーボンファイバーエアロパッケージ」と「セーフティパッケージ」が装備された「B-Spec」は1,090万円となる。



なお、CTS-Vと同じように、ATS-Vも7月21日から8月23日までの期間限定で、GMが輸出向け仕様として用意する全オプションと、内外装カラーを自由に組み合わせることが出来るプレオーダー・キャンペーンが実施される。この期間に限り、950万円という価格でベース・モデル(A-Specでは標準で付いてくるナビゲーション・システムが装備されず、スウェーデッド・マイクロファイバーのステアリング・ホイールとシフターも本革になる)が特別に設定され、これに好きな装備や仕様のみを追加して、自分好みのATS-Vを注文することが可能になる。全5色のボディ・カラーと2色のインテリア・カラー、3色のブレーキ・キャリパー・カラーを好きなように組み合わせ、「カーボンファイバーエアロパッケージ」や「セーフティパッケージ」、ナビゲーション・システム、電動スライディング・サンルーフの有無も、個別に選択が可能だ。しかも当然ながら今後に発売が予定されているカタログ・モデルより、優先的に納車されることになる(2015年第一四半期以降に予定されている)。



超高性能な4ドア・セダンで、しかもドイツ製ではなくアメリカ車を選ぶあたり、オーナーとなる人はクルマに対してかなりの拘りをお持ちに違いない。それなら当然、カラーや装備も拘って選びたいはず。是非、これから約1ヶ月の間に"自分仕様のATS-V"を考え抜いて決定し、拘りの1台をいち早く手に入れていただきたいと思う。もっと大きくてパワフルなモデルがお好みなら、先ほどご紹介したCTS-Vをどうぞ


キャデラック 日本公式サイト
http://www.cadillacjapan.com/


Related Gallery:Cadillac ATS-V


By Hirokazu Kusakabe

【PR】ATS-Vの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!